[第3話]
一笑奈何は、小雨妖妖の取り巻きに『死にたくなければ消えろ』と冷たく言い放つ。
『戦って決めましょう。あななたちが勝ったら彼を解放してあげる』と廬葦微微が言うが、一笑奈何は『俺1人で十分だろう』と言う。
シャワーから戻った魔道誓血(捕まった男)は『構わないでくれ。美女を危ない目に遭わせられない』と言うと小雨妖妖の取り巻きは去って行く。
廬葦微微は『時間と電気代の無駄だからもうやめにする』と言い攻撃をやめる。
『ありがとう』とお礼を言う廬葦微微に奈何は『礼なんていい 当然のことだ』と答える。微微は『じつは今日のお昼に嫌なことがあったんだけど、ルームメートにも言えなくて。だけど今はすっきりしたわ』と言う。『俺のおかげ?』と聞かれ微微はそうよと答えると奈何はよかったと言う。
真水無香と小雨妖妖がデートをしている所に小雨一族がやって来る。妖妖は『トラブルはごめんよ』と言うが小雨綿綿が『自作動画コンテストで懲らしめてやりましょう』と提案。ゲームの録画機能でプレイヤーのラブストーリーを作り、投票で大賞を選ぶ。報奨として虹色の衣がペアでもらえるというものだと言う。
真水無香が乗り気でないと感じた妖妖は『虹色の衣は欲しいけどあなたが嫌ならやめる』と真水に言う。(嫌なキャラの典型)真水は『似たような物を買ってあげるよ』と答え、これから従妹と食事だと言い、小雨妖妖たちと別れる。
PCの修理に肖奈(シャオ・ナイ)が来なかったので孟逸然(モン・イーラン)は怒って部室を出て行く。修理を終えた愚公に娜娜は取りなそうと食事をご馳走すると言うが愚公は断る。
愚公が帰った後、逸然に文句を言われた娜娜は肖奈は用があってこられなかったと嘘をつく。
その時、逸然に従兄の甄少祥(ジェン・シャオシャン/真水無香)から電話がくる。
少祥は浮かない顔の逸然を心配すると、娜娜が理由を話す。少祥は逸然に自信を持て「才色兼備で家柄もいい男が放っておくものか」と励ます。そして相手の男の名を尋ね、娜娜から「肖奈」と聞くと聞き覚えがある名前だと少祥は考える。
少祥は肖奈が、致一テクノの社長だと思い出し、致一を真億が買収しようとしていると話す。すると娜娜は「伯父さんの会社でインターンをしたら?買収が成功したら肖奈と一緒よ」と言う。
逸然は真億テクノに行き、伯父(社長)にインターンになりたいとねだる。
そこに肖奈が訪ねて来る。逸然は伯父に頼んで肖奈にお茶を出すことになり柄のついたマグカップを選ぶ。愚公は逸然にすぐ気づくが肖奈は逸然を見もしなかった。
その頃、貝微微(ベイ・ウェイウェイ)たちも面接のために真億に来ていた。面接の様子を見に行った二喜(アルシー)はゲームのプレイ経験やIDを聞かれたことを知る。
真億の社長は肖奈に「オンラインゲームに着目したのはゲーム好きの息子(真水)のおかげ」 と話す。そして、リー部長から300万元でアプリの権利を購入し肖奈たちを社員として採用したいと提案される。肖奈は「よく考えてみます」と返事をする。
社長が自分の姪も慶大だと逸然を紹介するが、社長の横になって立っている逸然を見た肖奈は「失礼ながら存じません」と答える。
社長室を出てエレベーター前で愚公は「俺たちのアイデアをパクって出すってことか?」と怒るとそのとおりと肖奈は冷静に返す。
そこへ逸然が来て、肖奈に声をかける。愚公は邪魔だと思い気を遣いトイレへ行く。
逸然は「もっといい条件を出すよう伯父に言いましょうか?」と言うが、肖奈は頼んでもらう筋合いもありませんと断わりエレベーターに乗る。
微微はゲームについて二喜たちに説明し、自分が複数持っているIDを教えて面接で聞かれたら答えるように言う。
インターンの面接を見かけた逸然は、少祥に「見ていかない?」と言い面接の部屋に入る。ちょうど二喜の面接で部屋に逸然がいて二喜は驚く。
志望理由を答えた後、現在プレイ中のタイトルを面接官から聞かれるが緊張でど忘れし、思わず廬葦微微と答えてしまう。少祥は「廬葦微微?」と思わず声をあげ、二喜にサーバー名を確認すると面接の部屋から出て行く。
真億のロビーで面接に来た学生達の中に廬葦微微がいることに肖奈は気付く。
愚公も微微に気づき「ツイてるな。ミス慶大と学部の花 両方に会えるとは」と言う。肖奈が「学部の花?」と聞くと、ポニーテールの子 貝微微だ。ミス慶大にノミネートされ情報学部に美女ありと大学中に知らしめた。残念ながら結果は僅差で孟逸然に破れたけどと話す。
ほほえみながら微微を見る肖奈に「何がおかしいんだ?」と愚公が聞くと「微微か名前が似てる」と肖奈が答える。愚公は「宝くじを買おう。学内きっての美女2人に会えたしお前が初めて女子の名前を口にした日でもある」と言う。
面接が終わり、微微がヤン君の家に行くと曹光(ツァオ・グァン)が来ていた。
部屋のドアを微微がモールス信号で叩くと部屋の扉が開き、中には車椅子に乗った男の子(ヤン君)がいた。
ヤン君は曹光が気に入らず、帰り際に曹光が恋人か微微に聞く。違うと聞くとヤン君はよかったと言い、先生にピッタリの人がいるとスマホで学生起業家・肖奈の記事を微微に見せる微微は笑って「なかなか人を見る目があるわ。でも彼は大学一の人気者。大スターなのよ」と。するとヤン君は「先生は美人だから自信を持って」と言う。
マンションを出た微微はヤン君のママに会っていくか曹光に聞くが、曹光は記事は削除した。俺が間違ってたよ「ごめん誤解してた」と謝る。
ーつづくー
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