[第6話]
PCをながめながら曹光(ツァオ・グァン)は「サーバーだらけだ」と呟く。友達から貝微微(ベイ・ウェイウェイ)のいるサーバーを探してるのか?と聞かれ、そうだと答える。
図書館で勉強している微微から見えない場所に肖奈(シャオ・ナイ)は座り微微を見つめる。
微微がPCを開くと肖奈は動画を送信する。微微は “女盗賊の略奪愛” を再生する。
肖奈は席を立ち本棚の隙間から微微を見つめる。
ストーリーの最後は微微が考えたものから変えられていた。動画を見ながら思わず涙を流し、奈何は天才ねと思う。微微は一笑奈何に『とっても面白かった。結末を変えたのね』と聞くと奈何は『作品の尺を稼ぎたかったから』細則には30分を越えると報奨が倍になると書いてある。どうせなら最大限得たいだろと。微微はさすがだと思う。
微微があなたが応募する?と聞くと奈何は『面倒だ 君が応募してくれ』と言われ、作品は廬葦微微の名前で応募する。公開した途端、すごいレスの数で微微は順位を毎日報告すると奈何に言う。
微微に『あなたなら山賊を殺す?』と聞かれた奈何『俺は違う・・・俺は楽師ではない殺さないよ』と答える。
微微が周りを見てもう図書館には誰もいないわと言うと奈何は『他にもう1人』と言う。微微は前方から歩いてくる人を見てなぜわかったの?と。奈何は『憶測だ。夜道に気をつけて』と答え、図書館を出て行く微微を後から見つめる。(やっていることはほぼストーカー)
倩女幽魂で、歓天喜地(二喜のID)が歩いていると、モンスターに襲われている男(曹光)から助けを求められ、微微に助けてもらいモンスターを倒す。歓天喜地は助けた男に「お供させてください」と言われ、曹光の師匠となる。
微微はスマホを借りて動画の順位を確認する。得票数が1位。
微微がゲームにログインすると妮妮から『大金と引き換えに動画コンテストを辞退するか?』と聞かれる。小雨妖妖が報奨の衣を欲しがっているから真水無香に頼まれたと言う。さらに2人はリアルでも恋人で帝都在住と聞く。妮妮に『あなたも帝都でしょ?』と聞かれ、微微は奈何たちも帝都の学生かしら?と思う。
妮妮に真水はとってもカッコいいのよ。写真を見る?と聞かれるが微微は『興味ない』と答える。
一笑奈何に廬葦微微は『みんな帝都在住なんでしょ?』と聞くと、奈何はうんと答える。
廬葦微微がモンスターを倒していると、愚公達のも来る。琴を弾いている奈何に『嫁が戦ってるのに、お前は見てるだけか』と声をかけられた奈何は『ヒモになるのも悪くない。独身のお前たちには分からないだろう』と答える。愚公達がその返事にイラッとし、一笑奈何を攻撃するが、あっと言う間に3人は倒されてしまう。
その時、世界から『優勝作品は廬葦微微制作の女盗賊の略奪愛です』と発表される。報奨の虹色の衣が2人に授与され廬葦微微は促され着てみる。奈何も着るが七色に変わるはずの衣が六色にしか変わらない。緑がない。廬葦微微は、衣に合せて髪飾りも変わるから・・・と笑う。(緑の帽子は妻に浮気された男がかぶる)
元の服に戻してしまった奈何に莫扎他がせっかくのペアルックなのにと言われると奈何は『心が通じ合っていたらそれで十分だ』と答える。
夜中、微微は自問自答する。写真を交換したいと言われたら、どうする?会いたいと言われたら?でも彼は写真を求めないし、会おうとも言わないはず 。でもそれじゃゲームをやめたらそれきりに・・・と思う。
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郝眉(ハオ・メイ)が嘆きながら靴下を洗う。肖奈が寮に戻るので愚公達は部屋中を掃除した。
「そもそも三男にゲームで挑んだのが間違いだった」「あれは入学初日のことだっけ。若さゆえの過ちを犯した」と3人は初めて肖奈に会った日を思い出す・・・
愚公が「序列を決めるぞ。俺が長男・次男 永侯・三男 郝眉お前が四男だ。いいな?末っ子でもいいんだぞ」と肖奈に言うと「序列を決めるのは年齢じゃない、実力だ」と言ってPCを見せる。
ゲームで愚公は肖奈に負け、末っ子のお前が長男だと。しかし肖奈は「三男でいい」と答える。なぜか聞くと「室長になると、いろいろ面倒だ」と言う。
3人が昔を思い出して嘆いていると、愚公に真億テクノのから電話がくる。電話が終わった愚公に「誘われたか?」と肖奈は聞き、真億のヒット作を覚えてるか?と話し始める。愚公が今度電話がかかってきたら断わると言うが肖奈は「なぜ断わる?いい機会じゃないか」と笑みを浮べる。
郝眉は「不敵な笑みを浮べる時は相手を陥れる時だ」と小声で言う。(25話でわかりやすくこういうことねっ、シーンあります)
肖奈達は学食に行く(登場のしかたがなぜか花男のF4風)。女生徒達が周りに集まる。
肖奈は並んでいる微微を見つけるとさっさと隣の列に並ぶ。二喜(アルシー)が肖奈に気づき「男神が学食に!男神と同じ列に並べるなんて生きててよかった」と騒ぐ。
二喜がスマホで肖奈の写真を撮る。肖奈はチラッと2人を見ると二喜は微微と一緒に写真を撮っているように誤魔化す。
二喜が男神と同じテーブルを狙う?と聞くが、微微は「やめたほうがいい。運は使い果したのよ ほどほどにしておかないと」と答える。
微微たちの列が進むのが遅く、肖奈と微微は注文の時に隣り合わせになり2人の注文がかぶる。2人とも注文をかえると、郝眉が割り込んで「俺が食べます」と言う(給士係・張彬彬)。郝眉を給仕係が見つめる。
郝眉は「ここの給仕係はめずらしく男だったな・・・肉がたくさん入ってる」と喜ぶ。自分達には肉がないと愚公と永侯。「こっちの学食は初めてだな。寮から遠いのになぜこっちを選んだんだ?」と聞かれた肖奈は「理由はない」と答える。
微微たちは肖奈が見える席に座る。微微は何だか心が落ち着かない。曹光に肖奈が好きだと言ってから彼に会ってばかりと思う。
部屋に戻った微微は、カレンダーを見て試験と倩女幽魂の夫婦戦の日程を確認する。一笑奈何は前日になったら知らせてくれと言う。
「いよいよ夫婦対抗戦だな」練習相手になろうか?と愚公と永侯に言われた肖奈は「どちらが女役に?」と聞くと2人はもめ始める。
ーつづくー

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