[第18話 ]
肖奈(シャオ・ナイ)が暁玲の家に着き、貝微微(ウェイウェイ)はドアを開けると、入って来た肖奈の頭に新聞で作った帽子をかぶせ「台所をお願い」と言い肖奈を台所に押して行く。きれいにしてねと雑巾を渡し、お願いねと言い微微は行ってしまう。残された肖奈は台所を見回し微笑む。
微微は洗濯、窓拭きと掃除をする。掃除をしている肖奈(掃除中なのにオーラが)を見て微微は笑う。掃除が終わり食事に行くと微微がよく食べている姿を見て肖奈は微笑む。
食事を終え外を歩いていると、にわか雨に。2人は建物の軒下で雨宿りする。雨が微微にかからないように、肖奈は微微の前に立ち「風邪をひく」と。目前に立っている肖奈に雨がかかりそうになりとっさに微微は肖奈を引き寄せる。(肖奈ちょっと動揺した顔)「俺は平気だ」と肖奈は微笑むと微微は肖奈の腰に手を回しているのに気づき急いで手を外す。肖奈は(残念そうに?)自分の腰を見てまた微笑む。
雨がやみ、肖奈が微笑みながら空を眺めている。微微がどうしたの?と聞くと、肖奈は「君が戻ってきてから晴れの時が増えた」と言い、キスをする。微微が「人が見てたらどうするの」と怒ると肖奈は眉をあげる。子供が2人を見て、笑っているのに気づいた微微は肖奈の手を取り走りだす。
公園まで走って行き、芝生に座る。微微が「突然 戻った理由を聞かないの?」と。聞くまでもないと肖奈は思いながら微微を見る。微微はうぬぼれてないで尋ねなさいと目で会話する。
微微は無給でいいからインターンをしたいと肖奈に言うと「タダより高いものはない」と答える。そして「見返りをくれ」と言う肖奈に夕食をご馳走すると微微は言うが「残念ながら君の美貌以外は受け取らない」と答え、2人は見つめ合う。
微微は赤いドレスを着て社長室へ・・・社長を誘惑する実習生の設定の撮影中に社長役の肖奈にキスされる夢を見る。微微は目を覚まして「なんて恥ずかし夢を・・・」と呟く。
微微が仕度をしていると二喜(アルシー)から電話があり、話しながらベランダから外を見ると肖奈が待っているのを見つけ電話を切る。
マンションの下で待っている肖奈の所に行くと服がモノトーンで被ってしまっていた。微微は「着替えてくる。冷やかされると嫌でしょ?」というが、肖奈は「別に構わないよ」と答え、行こうと微微に手を差し出す。2人が手を繋いで歩いているのをすれ違う人達が見る。
会社の前で微微が先に行くよう言うと肖奈は「どうして?」と聞く。微微は恥ずかしいと答える。2人が会社の前で話している所へ阿爽(アーシュアン)が走って来て、通り過ぎるが微微に気づき振り向く。微微は繋いだ手を離そうとするが肖奈が離さない。(画面上に映ってないけどそんな動作)
阿爽は「兄貴、新入社員ですか?」と微微を見ながら聞くと「実習生だ」と。阿爽は2人が手を繋いでいるのに(やっと)気づき指差し「あ゛〜兄貴もしかして・・・」と聞くと、肖奈は頷く。
阿爽がいなくなると、肖奈はうちのプログラマーには近寄るな「あいつは女性恐怖症だが 君(奥さん)のことは平気みたいだ」と微微に言う。
致一テクノ 。「兄貴が女連れだって」と社員達が集まって話し、愚公達は喜ぶ。「兄貴が出社したぞ」との声で社員達は席に戻る。手を繋いだまま出社♡した2人に愚公は「戻った翌日からインターンか。やる気満々だな」とからかう。
肖奈は愚公に社内の案内を頼むと「俺は初心者ステージの進行役?」と聞く。肖奈は「頼むよ」と超笑顔を見せ、社長室へ。
愚公にひと通り会社の説明をしてもらう。
会社は開発主体で部門は企画・デザイン・プログラミング・品質管理・総務。デザインチーム4人企画は永侯と愚公。そして「君の旦那が統括だ」と。構成やシナリオは担当で分業。微微がぼっとしていると愚公は「さっき旦那って言ったから?」と微微をからかう。
プログラミングチームは精鋭揃い。Aグループ3名の達人。KO、阿爽(アーシュアン)、そして・・・あとひとりの達人は郝眉(ハオ・メイ)だと。
総務は3人・給料を決めるから彼らの心証は損ねないように要注意と。紹介が終わると愚公は「君には何をしてもらおうかな」と微微に言う。
愚公に阿爽のアプリの検証を手伝うように言われるが、阿爽は「女はITに関わるなロクなことにならない」とぼそっと言う。それを聞いた微微は「何を根拠に?」と。そこに郝眉も加わり、KOは俺の味方だと言うとKOも「うん」と答える。
阿爽は微微に資料を投げ、特定機種のバグの具体的な検証をまとめるように言う。微微が必要な携帯は購入しても?と聞くが「600元まで。超過分は自腹。締め切りは明日の正午まで・・・嫌なら帰れ」と言う。「頑張ります」と微微は答え、資料を読み始める。
郝眉は社長室に行き「義姉さんがいじめられるぞ」と言う。肖奈は微微の様子を見るが「最適化は済んだか?」と郝眉に言い、義姉さんを心配して言ってるんだぞと熱く訴える郝眉に「ああ」とだけ答える。恋人がいじめられてるのに助けないのか?と聞かれると「新人の試練だ。俺からみたら生ぬるい」と。郝眉は「さすがは敏腕社長だ」と言い、社長室を出て行く。
しばらくして、微微の所へ肖奈が来て微微の顔を覗き込み「お昼は愚公たちと食べてくれ」と言う。肖奈の顔が近すぎだったので肖奈が行った後、微微はふう〜と息を吐く。
ランチ中も微微はスマホで仕事をする。永侯(ヨンホウ)が愚公に阿爽の女嫌いを知っててなぜ義姉さんに仕事を手伝わせているのか聞くと、愚公は「ショック療法さ」義姉さんなら奴の女嫌いを治せるはず。そうすれば女の子を雇って社内恋愛も可能にと言う。
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愚公達は阿爽がわざと無理難題を押しつけてると知り「三男から言ってもらう」と言うが、微微は断り、女にIT分野の仕事は無理だと思ってる阿爽を見返してみせると言う。
微微たちがランチから会社に戻る途中、外出する肖奈に会う。微微が自転車の鍵を貸してと言うと「社長室の鍵だ。自転車の鍵は引き出しの中に」と鍵を渡し「車に気をつけろ」と言う。それを見ていた愚公は「あんなに簡単に社長室の鍵を渡すのか。義姉さんがスパイだったらどうするつもりなんだ」と。郝眉は「ソースコードを盗んでも意味ないよ」三男は暗号化で厳重に管理してると。それでも愚公が「社内の規定・・・」と話し続け、永侯の咳払いで微微が聞いている事に気づく。微微は「私がスパイなら今の話を報告するわ」と。
夜。微微が会社に戻って来ると肖奈だけが残っていた。社長室で出前を食べながら、肖奈は仕事の様子を聞く。微微は内容を話し「見通しはついた。あとは検証するだけ」経費も節約したから「褒めて」と言う。肖奈は「褒めないよ 会社の利益は君の利益だ」利益500元のうち250元は君のものと。しかし微微は「意味がわからない」とふくれ、肖奈は満足げに微笑む。
そして、阿爽の事は「いい経験になったわ」とお礼を言うと肖奈は「誤解だよ」人手が足りないだけだと。微微が固ると肖奈は笑う。微微は騙されたことに気づき肖奈を叩く。
微微は家でバグの検証をし、翌日 阿爽に報告書を提出し「わたしの働きに満足してもらえたら次の指示を下さい」と言う。
微微は肖奈に『これから二喜を迎えに行くわ』とメールする。『遅刻厳禁、午後も仕事だぞ』と肖奈から返事が来る。
阿爽は微微の提出したバグ結果の検証を読んで、さすが兄貴の嫁だと思う。その時、阿爽に電話がかかってきて「あとで」とだけ阿爽は言う。
微微はバス停で二喜を待つ。バスから二喜が降りてきて、2人はHUGする。
ーつづくー
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