[第20話 ]
微微は電話でスキルを一気に上げた事と微光を見かけた事を話すと「代役だと言ってないよね?私の作った剣じゃないとバレちゃう」と二喜に言われ、微微は「すぐログアウトした」と答える。
夕食は肖奈と食べるのねと二喜が言ったのを聞いた曹光(ツァオ・グァン)はPCのマウスを机に叩きつけ「用事って奴と食事か。あの女 二股かけやがって」と怒る。二喜はカフェが掃除したてのトイレに入ってしまい「あんたも嫌がらせ?」とカフェを突きカフェに噛まれてしまう。
曹光に手当てしてもらうが、念のために病院へ注射を打ちに行く。注射を怖がる二喜に曹光は「保護者に電話するぞ」と。そして二喜のスマホを取り上げ、微微の番号を見つけた曹光は「返して」と言う二喜を無視してトイレに逃げる。
二喜は、追いかけて行くが男子トイレに入られてしまい、諦めて待合席へ戻る。曹光は躊躇しつつも微微に電話し、二喜が猫に噛まれ注射を嫌がっているから来てくれと言う。微微は立ち上がるとなんとなく調子が悪く、寒気がする。病院へ向かうタクシーの中で、車で移動中の肖奈(シャオ・ナイ)から電話があり微微は病院に向かっている事を話すと肖奈は「どこ?迎えに行く」と言う。
微微が病院に着くと曹光が病院の前で待っていた。二喜が曹光に借金をしている事を微微は知り立て替えると言う。すると曹光は機嫌が悪くなり病院を出て行き、微微を迎えに来た肖奈と会う。
二喜は注射を嫌がるがそこへ肖奈が来る。二喜は「曹光に会ったかな、恋敵よ」と言い、やっぱり注射を受けようかなと行ってしまう。微微が状況を説明しようとするが肖奈が微微のおでこに手を当て「熱がある」電話の声が変だった。自覚はないのかと聞く。微微は自分のおでこに手を当て「別に熱くない」と言うが・・・。
微微は倒れて、病室で点滴を受ける。気がつくと二喜が「さっき倒れたのよ、驚いたわ」と言う。肖奈が病室へ入って来て微微のおでこに手を当て「まだ熱がある。寝てろ」と心配そうに言う。
夜。肖奈は一緒に暁玲家に行くと二喜は「疲れたからもう寝るわ」と大げさに言い、部屋に行く。
熱を測るとまだ、39度あり肖奈は微微を部屋に連れて行き、ベッドに寝かせるとあれこれ世話をする。微微が大丈夫だから帰ってと言い、肖奈は部屋を出て行く。
ひと眠りして微微が目が覚めると、キーボードを叩く音が聞こえ、リビングに行くと肖奈が仕事をしていた。「まだいたの?」と微微が聞くと肖奈は「もし夜中に熱が上がったら大変だからね」と答える。肖奈は微微の手をとり自分の横に座らせ、おでこに手を当てて確認する。
肖奈は熱が下がったのを確認し「これからは俺のそばにいて。ゲームではいつも一緒だろ お願いだ」と言う。微微が阿爽に任された仕事が残ってると言うが「放っておけ」と。肖奈は微微を抱き寄せて「胸が痛む」と言い頭にキスをする。
会議でバグについて阿爽(アーシュアン)から修正できない機種が2つだけあると報告を受ける。肖奈は「デモ版はほぼ完成したが、まだ改善の余地がある」と。郝眉に様子を見たら?と言われるが肖奈は1人でプログラムの改良をやると言う。そして阿爽に人手が足りないからスタッフを1人借りたいと言う。阿爽は頷き、郝眉は吹き出す。
朝食の準備をする微微に「もう元気になった?」男神が愛情療法で治したのねと二喜が言う。微微はお金を振り込んだから曹光に返すよう言う。
微微が出社すると、愚公達が声をかけてくる。愚公は「ついに解放されたな 三男が君を引き取った」と。そしてジュースを渡し「三男は君に夢中だ。美に健康が加われば2人の愛も永遠に続く」と言う。郝眉はお前も三男の腹黒さを知ってるはずだ。義姉さんには大きな試練が待ち受けていると言う。2人の話を聞きながら微微は肖奈に看病してもらった日の事を思い出す。
阿爽が自分を見ているのに気づき、微微は「任された仕事は完了させます」と言う。しかし阿爽はもういいんだと言いながら近づいて来て、俺はわざと君を困らせてた。「なのに なぜ俺に薬を買ってくれたんだ?」と聞く。微微は「別にたいしたことでは・・・」と答え、阿爽は何も言わず席に戻ってしまう。
愚公は「義姉さんは正直すぎる。もう少し優しくすれば奴を落とせるのに」と。そこへ肖奈が近づいて来ると永侯(ヨンホウ)が咳払いし、3人は慌てて席に戻る。肖奈は「あとでオフィスへ。昼休みを使ってデモ版を説明する」と微微に言う。
微微は肖奈に新倩女のデモ版の説明をしてもらい、ゲームを始める。微微は「動きがスムーズね。武侠映画みたい」と。肖奈は改良すればより自然な動きに近づくと話し、昼食にしようと言うが微微はゲームに夢中で「先に食べて」と。そしてゲームの中の進行役が愚公に似ていると言うと、肖奈は笑って「奴がモデルだ」と答える。微微は「この進行役は賢いのね」と楽しそうに言うが、肖奈にPCを閉じられてしまう。
肖奈は「先に昼食を」と微微にご飯を差し出す。ご飯を食べながら微微はゲームの話を続け、肖奈は「高度な人工知能を操るのが俺たちの売りだ」と。微微は格闘も臨場感にあふれてる。そのまま映画が撮れそうよと微微が言うと肖奈は「今のところ格闘ゲームがメインだが、ハウジング系も加える予定だ」と話す。
会社を出て車へ向かう途中も微微は「今後は生活系の要素も取り入れるの?」とゲームの話を続け質問する。肖奈は自分のこだわりと起業した理由を話し、車のドアを開けながら「理想の世界観が描ける」と微微に話す。微微は肖奈を見つめる。
そして車に乗り「内部テストの前に生活系アプリを先行販売する」と。携帯端末で告知動画を流し時期を見てPCとデータを共有させると言う。微微は「あらゆるゲーマーを一網打尽にするつもりね?」と。肖奈は笑顔で微微の頭を撫でる。
二喜は真億テクノでケガをしたなら休めばいいのにと先輩達から親切にされる。
二喜を見かけた娜娜は孟逸然(イーラン)に「彼女が趙二喜よ」と自分が甄部長の彼女だと言いふらしてる。私が懲らしめてやると言うが、逸然は私の顔を潰すようなことはやめてと言う。娜娜は肖奈に悪口が伝わるのが怖いの?と聞くと、逸然は彼のことは諦めた。名前を出さないでと言う。娜娜はせっかく動画(11話 曹光のヤケ酒)を撮ったのに・・・と独り言を言う。
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逸然はレストランでグラスワインが運ばれているのを見て上海のパーティのことを思い出し溜息をつく。少祥が来て逸然は何か嫌なことでも?と聞かれ「自分があまりに愚かで」と逸然は言う。少祥は好きなら奪い取ればいい。僕はどんな手を使ってでも好きな人を奪い取ると言う。
曹光の家に二喜が頼んだナッツの宅配が届き、そこへ来た二喜が荷物を受け取る。曹光は「来ないかと」と言うが、二喜は「引き受けたことはやり遂げる」と答えカフェの世話をしに行く。(カフェと二喜なんか似てる)
肖奈の部屋で肖奈は琴を弾き、横で微微はゲームのアイデアを考えながらメモをし「生活系に何かプラスしたら?」と話す。(それにしても肖奈姿勢がいい)肖奈は「この曲はどう思う?」と聞くが、微微は私の話を聞いてる?と。肖奈はレポートにまとめてと答える。
微微は怒って肖奈の手に噛みつく。肖奈は痛そうな顔をし微微を押し倒し「よくも噛んだな」と。これは仕返しだと言いキスをする。微微は「本当に・・・付き合ったのは初めて?」と肖奈に聞く。「随分、慣れてるのね」と言われた肖奈は「君のおかげだ」と答え、微微の目が泳ぐ。
お昼休みが終わり肖奈は支度をする。肖奈に「午後は出社する?」と聞かれ、微微は「いいえ、実習生は無給よ。週末は休むわ」と答える。
肖奈が手招きし、微微は肖奈の所へ行くと肖奈は微微のおでこにキスをして「じゃあ ここで留守番して」と。肖奈幸せ♡
部屋を出て行く肖奈を微微は見送り「留守番?よその家なのに」と笑顔をみせる。
ーつづくー
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