[ 第30話 ① ]
二喜(アルシー)がバランスを崩して銅像から落ちそうになったのを曹光(ツァオ・グァン)が支え、それを見た暁玲(シャオリン)と絲絲(スースー)は「映画みたい」と言う。そこへ貝微微(ウェイウェイ)が来て2人に「二喜を助け出す?」と聞くと暁玲は「2人の間にハートが飛び交っているのが見えない?」鈍いわねと言う。
肖奈(シャオ・ナイ)は「悪い。俺が教育しておく」と微微を連れて帰る。車に向かいながら微微は二喜の事を心配するが、肖奈は「器物破損にはならないだろう」と言う。
微微が「インタビューは終わった?」と聞くと肖奈は「取材を受けたことも知ってたか。さすがだな」と。そして微微は「いつから私が婚約者に?」と聞く。そこへ後輩達が来て肖奈にファンだと話しかける。肖奈はよそいき顔と声で愛想よく対応し微微はちょっとやきもちを焼く。
後輩がいなくなると、微微は車に乗り「婚約者さん。暁玲の家に行くわよ」と。すると肖奈は「いつから俺が婚約者に?」と聞く。
学生寮の前で、荷物を車のトランクに乗せている肖奈に「4人とも学生寮から暁玲の家に移るだけ」皆の仕事場も近い。卒業した気がしないと言うと肖奈は大乗が賛成なのか聞く。もちろんと微微は答えるが、肖奈は「俺は承知できない」と微微を自分の家に連れて行く。
微微は「ソファーで寝ると首を痛めるわよ」と肖奈に言うが、肖奈は微微に近づき「誰がソファーで寝ると?」と、微微にキスをする。そして「ソファーでは寝ないよ」と。
微微はある日の事を思い出す。
ベッドで本を読みながら横になっている微微の所に肖奈が来て「いつ卒業させてくれる?」と聞く。微微が「何のこと?」と聞くと、肖奈は自動制御学科で2年間学ばせただろ?と。微微は何の事かわからないと肖奈は「自制」だと言い、肖奈を見つめる微微とほほえみあい後ろから抱きしめる(まだダメオーラを感じて諦めた?)。
肖奈は微微を抱きしめ「卒業式が終わったら武漢へ帰ろう」と。車で行くと言う肖奈に微微がなぜか聞くと君の育った家だ。こっちに持ってくる荷物があるだろうと言う。微微が「荷物を持っていくんじゃなくて持ち帰るため?」と聞くと、肖奈は「そうだ。もう君を両親に返さない」と答え、2人はまた抱き合う。
微微の結婚に賛成できないパパは、出迎えないのか聞くママに「婿用のチェックリストを作った」と言う。ママは呆れ、微微を迎えに行く。ママに紹介された肖奈はとびきりの笑顔で挨拶する。
肖奈を紹介されたパパは不機嫌。手土産の高級茶葉にも文句を言う。
食卓で微微が肖奈のお皿にザリガニを取ってあげるのを見てパパは拗ねる。微微はパパにもザリガニをお皿にのせてあげ、パパ手作りのつけダレを褒める。(ザリガニは人気の食材らしい)
パパは肖奈の仕事の話をし始め「結婚相手は安定した仕事でないとな」と言う。肖奈は「ゲームは一番最初の商品で今は他のソフトも開発しています」と言うとパパはそれだともっと心配だ。1つのことに集中しないと中途半端になると。するとママが、あなたは転職したけど中途半端じゃないの?と聞かれて2人は揉めだす。
肖奈は「仲がいいですね」と割って入り、パパは苦笑い、ママも笑う。
パパが不機嫌で肖奈はソファーで寝ることに。肖奈はひとりになり、ソファーに座ると緊張感から開放される。
パパは夜中にチェックリストを持ち、寝ている肖奈のイビキと体臭チェックをする。
翌朝。肖奈は米を担ぎ、お酒のケースを持って走って家に帰ってくる。微微はパパに文句を言うと笑顔で「叔母さんから米が届いた」と言う。
微微はお酒を冷蔵庫に入れている肖奈に、パパを放っておくように言うと「子供は男がいい」と突然言う。結婚の許しも出てないと言う微微に「おじさんに5キロ走らされて思った。もし俺に娘ができたら娘婿になる男をもっと苦しめるだろうと。やり方も考えてある。でもそれだと娘が行き遅れるおそれが。だから男の子がいい」と。
そして微微の顔の横に手をつき「女の落とし方も教えてやれる」と笑顔で言う。微微は「私は落とされたの?」と聞くと肖奈は顔を近づけ「しまった 奥さんにバレたか」と。微微は「まだ奥さんじゃない」父さんと話すと言い、パパと話をつけに行く。
広告
ベランダにいるパパの所へ行くと、パパは急いで手帳を閉じる。微微はパパが肖奈をチェックしていたと知る。パパは「結婚は女にとって人生の一大事だぞ。確かに肖君は非の打ちどころがない」完璧だから余計心配だと言う。微微は肖奈は料理が苦手だと話すとパパはその言葉に飛びつき「長所は全部 帳消しだ。やめとけ」と言う。
微微は手を洗っていた肖奈に「あなたが説得して」と言うと「話してみるよ」と肖奈は笑顔を見せる。
パパと話しに行った肖奈を微微は心配するが、部屋からで出来たパパは上機嫌になっていた。そして微微に「お前たちはすぐに結婚しなさい」と言う。
肖奈とベランダに出た微微はパパをどう説得したか聞くと肖奈は「君の幼い頃の話だ。おじさんは子供好きだ。だから孫を2人作ると言った。きっと君に似たかわいい子になる」と。
微微がママに呼ばれて部屋に入ると肖奈は自分のママに電話をかけて「成功したよ。結納に来て」と言う。
肖奈と微微は川沿いを散歩し、微微がご両親は明日いらっしゃるの?早いのねと言う。迷惑そうだなと言う肖奈に微微は「突然すぎて、まだ心の準備ができてない」と答える。
微微は両親が自分を武漢大に入れたかったと話し、そしたらあなたと会ってないわねと言う。すると肖奈は立ち止まる。
微微が何考えてるの?聞くと肖奈は「パラレルワールド」と答える。肖奈はもしパラレルワールドがあったら「肖奈は一生独身のままだろう」と。彼に同情すると言う。
微微が「ほかの女性を探せば?」と聞くと「彼は理想が高い」と。微微は頷き、自分も同じだと。
微微が2人は老いらくの恋に落ちるかもと仮想の話をすると、肖奈は「結婚を早めよう」と。そのお年寄りの分も幸せになりたいと・・・そして、微微にキスをする。
翌日。肖奈の両親が微微の家に来て顔合わせ(結納?)の食事会をする。
にほんブログ村