麗王別姫~花散る永遠の愛~
(原題 大唐栄耀)
©️中国 北京衛視 2017
キャスト
沈珍珠/景甜 ジン・ティエン
広平王 李俶/任嘉倫 アレン・レン
独孤靖瑶/万茜 レジーナ・ウォン
慕容林致/舒暢 シュー・チャン
葛勒可汗 黙延啜/于小偉 ユー・シャオウェイ
建寧王 李倓/秦俊傑 チン・ジュンジエ
安慶緒/茅子俊 マオ・ズージュン
徳寧郡主 李婼/張維娜 チャン・ウェイナー
崔彩屏/湯晶媚 タン・ジンメイ
韓国夫人/楊明娜 ヤン・ミンナー
皇帝 李隆基/秦漢 シン・ハン
楊貴妃/曾黎 ズン・リー
楊国忠/杜源ドゥ・ユェン
皇太子 李亨/王勁松 ワン・ジンソン
張皇太子妃/劉威葳 リウ・ウェイウェイ
安禄山/林雪 ラム・シュー
史思明/盧星宇ルー・シンユー
風生衣/曹曦戈 ツァオ・シーグェア
何霊依/梁婧嫻 リャン・ジンシイェン
沈安/黄天崎 ホァン・ティエンチ
【第13話】 悲しい誤解
広平王府。葛勒可汗は吐蕃の叛徒 東則布を捕らえ回紇から帯同し長安へ向かうが、都近くで楊国忠の刺客に襲われる。広平王 李俶に助けられるも東則布を逃してしまう。私の不注意と詫びる可汗に李俶は累をを及ぼし申し訳ないと返す。安禄山と契丹が通じているという情報ははどこから得たのか李俶が尋ねると回紇 富貴城で情報を扱う商人から聞いたと可汗が答え、李俶その商人から情報を買いたいと話す。
可汗は王府で沈珍に会い、あの時は想いを告げる事さえ躊躇っていたのに人の縁とは不思議なものと李俶に話し、珍珠は婚儀の日 李俶が言った言葉に偽りはなかったと知る。
李俶は沈珍珠を韋氏のいる寺へ連れて行くが、話しかける事なく帰ろうとするが韋氏は2人に気付き声をかける。
李俶は自分の店 何其斉で東則布の護送の件が漏れたと報告を受け、店の主人 呉文に偽の情報を流し楊国忠を混乱させるよう命じる。そして傘下に置く店を整理せねばならぬようだと風生衣に話す。
琉璃閣。瑶児から沈珍珠の庭から見つけた薬の煎じかすが体を弱らせる薬だったと崔彩屏は聞き、殿下に危害が加えられているのではと慌てる。
李俶は崔彩屏から薬の件を話され、人を陥れる事しか頭にないのかと彩屏に辟易するが何霊依が嘘とは言い切れないと言い、李俶は文瑾閣へ。
文瑾閣。李俶は3人の会話を耳にし沈珍珠が病を装い房事を避けていたと知る。李俶は私の想いを二度と踏みにじらず欺かないと約束もしたはず。全部でたらめだったと激怒し「想い人に操を立てるためか。君の一途さには頭が下がる。なぜ未練を胸に秘めたまま私に嫁いだ?」と問われるが、珍珠は弁明しないと答る。李俶は珍珠を寝台に強引に押し倒すが珍珠が抵抗し、怒った李俶は文瑾閣を出て行き、珍珠を西の廃園に軟禁せよと何霊依に命じる。
崔彩屏は沈珍珠に代わり、広平王府の一切の家務を任され得意げになる。
范陽 安府。安禄山は隴右の監牧に良質の軍馬を送らせるよう命じ、李俶は私が群牧監になる事を阻止したがお陰で隴右群牧使の職を与えられ、私がどれだけ馬を集めようが奴は何もできぬと言う。史思明は陛下は安殿に絶大なる信頼をお寄せだと言うと安禄山は「陛下が天に召されるまで待つつもりだったが」と言いかけてやめ、話題を変える。そこへ段氏が来て、今日は共に過ごす約束だと言い安禄山に甘える。
琉璃閣。瑶児は崔彩屏に暇乞いをするが後顧の憂いは断っておかないと、今が好機だと言う。瑶児に食事を運ぶ役目を命じ珍珠の命を狙う。
西の廃園。素瓷は食事を届けに来た瑶児に済世堂にいる建寧王妃に渡して欲しいと文を渡そうとするが、その文は崔彩屏の手に渡る。
李俶は葛勒可汗が回紇へ戻る前に共に酒を飲み、東則布が共に逃げていた阿奇娜という女を捜すよう頼む。可汗は浮かない様子の李俶に珍珠を呼び一緒に酒を飲もうと言うが、李俶は呼べば興が冷めてしまう。私だけが想っていても意味がないと言う。可汗は誤解があるならすぐに解くべき。珍珠は情に厚い女子だと言う。李俶は確かに他の男への情が厚いようだと悲しげに話す。
西の廃園。沈珍珠は倒れ、紅蕊は必死に助けを呼ぶ。何霊依はその声に気づくが無視する。素瓷は食事を届けに来た瑶児に医者を寄越してと頼むが断られる。
琉璃閣。崔彩屏は沈珍珠が重い病だと報告を受けるが陛下の気をひく芝居。無視するよう命じ、殿下は沈珍珠を嫌悪しておられる。余計な事はお耳に入れないでと命じる。瑶児は自分の見立てでは珍珠はすでに虫の息だと報告しする。
瑶児は褒美を貰い家に帰ると急いで逃げる支度をするが刺客に襲撃され、母親共々殺害される。
西の廃園。沈珍珠は具合が悪化しもう長くないと悟り、表へ連れて行ってと頼む。両親の敵討ちを誓ったのに黒幕も沈安の行方も分からないと素瓷と紅蕊に話す。その時、凧揚げをしている声が聞こえ、紅蕊は李俶に助けを求めて叫ぶ。崔彩屏と庭で茶を飲んでいた李俶はその声に反応するが躊躇する。しかし、土笛の音が聞こえ李俶は廃園へ。2人で話しをと言う沈珍珠に笛の音に心動かされたら珍珠の話しを聞くと李俶は答える。
ーつづくー

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