［第30話］
ティンハオはバイツァオを船に乗せ孤島の別荘に連れて行く。ティンハオは全てを知った上で風雲館に行ったと知りバイツァオは驚く。
チャンアンはマリーナへ行きティンハオがどこへ行ったのかシャオユエに調べてもらう。
ティンハオはティンイーの病気の真相を知り、風雲を壊したいと思ったが、なぜ多くの者が風雲の魅力に取り憑かれるのかも分かった。風雲にいきプロリーグ推進という新たな世界を見つけ、これこそ元武道を世界に広める唯一の方法。俺には絶大なビジネス資源を操る力、元武道の実力もあり将来は俺が全てを支配する事になると話す。
バイツァオが風雲のトップだったコーチは風雲のため貢献した。でも脚を負傷し離れようとしたら風雲はコーチを脅した。風雲の弟子の顔に元武道を愛する表情が見られますか？彼らはまるでサイボーグのようで武道家じゃない。風雲を離れて下さいと言う。
ティンハオは俺が創り上げる風雲を岸陽のナンバーワンにしてみせると言う。バイツァオは賢武がナンバーワンだったと返すと賢武も俺が育てもう解散した。俺が松柏を認定戦から敗退させてやるとティンハオは言う。
この島へは俺が連れてきた。俺が船を出さなければ明日の試合は負けだとティンハオは言う。そしてなぜ俺の事を信用するんだ？と言い、バイツァオにキスしようとする。バイツァオはティンハオを突き飛ばし別荘から逃げる。ティンハオは俺に失望したよな それでいいと思う。
バイツァオとティンイーの試合後。
ティンイーか病院に運ばれ、イ・ユンスはこの程度で済んでラッキーねとティンハオに言う。チェンジョウが外国から呼んだ名医のおかげてティンイーの手術が成功し助かったが、手術はあと３回必要だった。ティンハオはティンイーのために風雲に従わざるを得なかった。
ティンハオは風雲の教官、プロリーグのマネジャーとなり、それを知ったティンイーは私をこんな姿にしたのはこの人達と暴れて泣く。ティンハオはティンイーの泣く姿を見て、俺は元武道界の全てを妹に贈ってやるとユンスに言う。
ティンハオは別荘で１人でワインを飲みながら、俺は悪人になると決めた。今まで君と松柏に尽くした事は忘れ、俺の事で悩む必要はないと思いながら涙ぐむ。
少しして大雨なり、ティンハオはバイツァオを心配して捜しに行き倒れてきた木からバイツァオを助ける。バイツァオを別荘に連れ帰り看病する。
ティンハオはバイツァオに過去を思い出しながら語りかける。
もう元武道をするな。痛めた膝で続ければ体に悪い影響か出る。俺は試合で君や松柏とMVPを争いたくない。チェンジョウに風雲に尽くすと信じ込ませ、最強者の名誉も風雲もプロリーグ、奴が創ったものは奴から全て奪ってやる。風雲が元武道界を支配する事は許さない。それを成し遂げるための道は険しい。俺と共に歩んで欲しいが君の幸せは違う所にあるんだろと意識のないバイツァオに聞く。
チャンアンはティンハオが行った島の地図をシャオユエから渡され、危険だと言われるがジェットスキーで島へ向かう。
バイツァオが高熱を出すが、別荘には薬もなく携帯も圏外だった。
翌朝。ティンハオはバイツァオを病院に連れて行くために車を走らせるがティンハオも具合が悪くなり木に激突し、そこへチャンアンが来る。
岸陽病院。バイツァオは高熱にうなされ、ティンハオは気がつくとバイツァオの様子を見に行き、チャンアンか看病する姿を見る。
ティンハオが回復したと聞きチャンアンはティンハオを捜しに庭へ。ティンハオを見つけるとチャンアンはティンハオを何度も殴る。
風雲に入り人が変わったのには事情があるんじゃないかとチャンアンは聞くが、ティンハオは松柏のバカどもに影響されたのか？風雲は俺を最強にし、元武道界の全てを握らせてくれると答える。
チャンアンが何を言っても耳を貸さず、第二のチェンジョウにはなるな。風雲を変えようとしてもお前が変えられるだけとチャンアンは言う。しかしティンハオはチェンジョウの元に戻らなければ酷い事をになるぞと警告し、様子を見ていたユンスとティンハオは去って行く。
チャンアンは膝が痛みその場に屈む。そこへフェイユーが来て、バイツァオに言うと脅し検査を受けさせる。チャンアンは医師から手術が必要。明日詳しく検査をと言われるが、明日は時間がないと答える。医師は急がない脚はもう限界だと言いフェイユーが明日必ず検査に来ますと割り込んで言う。医師は手術前の激しい運動は禁止ですと注意する。（なんか第一季と同じ流れ･･･）チャンアンはフェイユーに口止めする。
ユンスは私は周りから捨てられ、あなたは自ら周りを捨てたとティンハオに言う。人に認められない道を選び、トップを目指す者に必要なのは友達でなく敵。だから私とあなたの目標は同じ。チャンアンが戻らないなら認定戦で松柏を敗退に追い込む。彼女とチャンアンが認定戦を放棄しない時は試合で一戦交え、ティンイーの敵は討ってあげるわと言う。
ーつづくー
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