[最終話]
プロリーグ 岸陽認定戦 最終戦。
風雲館 対 松柏館。
第2ラウンド。ティンハオ対チャンアンの対決になる。ティンハオはわざと負傷している膝を狙うがチャンアンは痛みに耐えて試合を続ける。
ティンハオは松柏を去れ、二度とバイツァオに近づくな。そうするなら手加減してやると言う。バイツァオはチャンアンを止めるが、チャンアンは松柏も岸陽も離れるつもりはない。俺はバイツァオが好きだ。これからも彼女の側にいる。お前は俺に勝てはしないとティンハオに言う。
試合が再開され、試合終了間際に9対9同点となる。そして終了と同時にチャンアンに得点が入り、チャンアンの勝ちとなる。
第3ラウンド。ユンス対 バイツァオ。
バイツァオはユンスの攻撃を交わし続け、さらにユンスが繰り出した三重旋風3連蹴りを交わし、反撃する。
ユンスはさらにミンジュの技 鎖18連蹴りを進化させた技を繰り出す。バイツァオは技を交わすと「なぜ他人の技を?」と聞く。憎んでいるから。全員を私の足元に跪かせてやるとユンスは言う。
そしてティンイーの稲妻閃光蹴りを繰り出すかバイツァオは交わし、ティンイーとの試合のトラウマも克服する。そしてついにユンスは大技 千軍一掃蹴りを繰り出すもバイツァオは交わす。
試合終了まで20秒を切り、再び千軍蹴りをユンスが繰り出し、頭がガラ空き。かかと落としでKOできるがバイツァオは怪我をさせないため頭でなく横腹を蹴る。ユンスはかかと落としを誘い、それを利用しKO勝ちしようと考えていた。
試合終了 バイツァオは勝利する。
チャンアンはお前が蹴りを出してたら俺は負けてたとティンハオに礼を言う。そして今すぐ風雲を離れろと言う。ティンハオはまだやる事があると答える。チャンアンは無意識のうちに風雲に染まってる。愛と信頼こそが人を強くすると松柏で学んだと話す。
キム・ミンジュは会場を出て行こうとするユンスにウンスからのメッセージの入ったボイスレコーダーを渡す。ユンスは姉からのメッセージを聞き、全て自分の思い込みで勘違いだったと知る。
岸陽認定戦が閉幕を迎える。松柏館はプロリーグへの切符を掴み、MVPはバイツァオが獲得する。そして元武道連盟 アン名誉会長がプレゼンターとしてバイツァオにトロフィーを授与し、花束を渡すと「強化合宿で待っているよ」と言う。
松柏館。バイツァオは世界選手権の強化選手に選ばれ、松柏はプロリーグへの出場を決めて安泰だとシャオインは喜ぶが、資金不足が懸念される。私達は家族。みんなで一緒に頑張ればどんな困難も乗り越えられるとバイツァオは言う。
自分の人形がないといじけていたフェイユーにチャンアンはフェイユー人形を渡す。そしてフェイユーの人形も加え、皆で記念撮影をする。
賢武館を立て直そうとシェンボーと車椅子のティンイーがビラを配り、門下生を募集する。そこへ松柏館門下生達も来て手伝う。
ティンイーの様子を見ていたティンハオにチャンアンは声をかけ「風雲で目的を果たしたら家族や友人の元に戻って来て欲しい」と言う。
ユンスはティンハオに帰国の命令が。チエンジュウは気づいてる。わざとチャンアンに負けた事をと言う。
病院。チャンアンの術後の経過は問題ないが一年は激しい運動は禁止と医師に言われる。無理をすれば後遺症が出ますと医師は注意し、バイツァオに「彼氏を見てて」と言う。チャンアンは明日お前と行きたい所があるとバイツァオを誘う。
翌日。シャオインとイーフォンはデートに行く事になり、フェイユーは手放す事も1つの愛の形。祝福しよう。いつになったら春が来るんだと涙目で叫ぶ。
バイツァオは松柏館門下生達の人形の埃を拭いていたが、チャンアンの人形を落としてしまう。拾おうとしてふとルオバイから貰ったイチゴのヘアピンをしまった箱に目を止める。
チャンアンと待ち合わせた場所へバイツァオは行く。チャンアンは「お前と出会って俺の世界は明るくなった。今ではお前と一緒にいる事が当たり前に。この先もずっと側にいさせてくれ」と言う。バイツァオは「私には忘れられない人が。もうこの世にいませんがいつ彼の事を忘れられるか」と返す。チャンアンは「分かった。待つよ。お前が彼を忘れるまで。いくらでも待つ」と言うとバイツァオの手を取り、2人は笑顔で歩き出す。
ー第二季 完ー
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