王家の愛 ー侍女と王子たちー
(原題 苏茉儿传奇)
©️中国 :爱奇艺2018
清朝初期を舞台に描かれる宮廷ロマンス。
草原の娘 スマラは清朝初代皇帝ヌルハチの子ドルゴンと出会う。
草原の娘 スマラは清朝初代皇帝ヌルハチの子ドルゴンと出会う。
二人は次第に惹かれあう。
両親を殺され、兄や仲間たちと生き別れとなったスマラは後の孝荘文皇后の侍女になり宮廷に。
二人の前には困難な道が待ち受けいた。
身分違いの恋。記憶喪失、後宮の女たちの諍い、復讐、国内外の権力争い。
宮廷ドラマ王道ラブストーリー。夫婦共演です。
キャスト
第十四皇子 ドルゴン/厳屹寬
ブムブタイ侍女 スマラ/杜若溪
ブムブタイ侍女 スマラ/杜若溪
第八皇子 ホンダイジ/富大龍
第十五皇子 ドド/張天陽大王妃 ジェルジェル 哲哲/岳麗娜
ブムブタイ 布木布泰( 孝荘文皇后)/劉芊含
ハルジョル 海蘭珠/馬丹妮
ハルジョル侍女 ノミン/樊昱君
トゥオヤー/黄小戈
リンダン ハン:黑子
タタール王子/白梓軒
スマラ兄 サロモ/夏徳俊
あらすじ
ホルチン草原で金の鞭を賭けた競べ馬が始まる。
女真族の国 後金のハン ヌルハチが重病を患い祈祷師は「神馬を見つければ助かる」と告げる。
神馬を探す第15皇子ドルゴンは身分を隠しホルチン草原の競べ馬に参加していた。
優勝したのは兄 サロモに扮した妹 スマラ。
スマラは兄のため金の鞭を手に入れ、兄の想い人 ノミンに贈る。
祈祷師は「3日以内に神馬が見つからねば愛新覚羅の一族に骨肉の争いが再び起きようぞ。後金の全土に生臭い風が吹き荒れ血の雨が降るぞ」と告げる。
跡継ぎの座を狙う第八皇子 ホンダイジは父の歓心を買うため、弟より先に神馬を手に入れろとバハイに指示。競べ馬の優勝者 サロモは黒衣の男らに連れ去られる。スマラは競べ馬で敗れた男が報復に来たと勘違いし、ドルゴンを捜す。
その後 スマラはドルゴンが兄を襲った男達でなく、父親のため神馬を探していると知り協力する。
ドルゴンは別れ際 生まれた時 父親から贈られずっと身につけていた短刀をスマラに贈り、それを持って私の所に来ればどんな過酷な状況でも助けると約束する。
ドルゴンが盛京に戻ると第十二皇子 アシゲと第十五皇子 ドドは天命を受けたと父に神馬を献上したホンダイジに腹を立てていた。
我ら三人は王妃の息子。我らが天下を治めるべき兄弟とアシゲは言う。ドルゴンはお前が跡を継ぐべきとアシゲに言われるが、兄弟で争う事なく父上が決めた後継者に従うと父に話す。
ハンは跡継ぎをホンダイジに決めていたが、ホンダイジを奮い立たせ真のハンにするため跡継ぎをドルゴンにすると遺詔を用意していた。しかしこの遺詔が混乱を招く事に。
後宮でもホンダイジをハンにするため大福晋ジェルジェルが画策していた。
タタールが密かに後金辺境にに軍を集め、都に密偵を潜ませていた。
正黄籏を率いタタールを討伐しますとホンダイジが申し出るが、ハンはドルゴンに討伐を命じる。
サロモとノミンの婚礼の日。
ホルチンはチャハルに無礼を働いたとしチャハルがホルチンを襲撃。スマラは目の前で両親を殺される。
スマラはドルゴンに助けを求め、ドルゴンを狙う刺客から二人は逃げる中 将来を誓う。
しかし刺客に追い詰められ二人は離れ離れに。
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ハンが崩御し、ドルゴンの母親は殉死。
ホンダイジが跡を継ぐ事になり、納得できないアシゲは挙兵するが失敗。弟達に迷惑をかけぬため自害する。
スマラはノミンと再会し、スマラの奉公先 ジャイサン家に身を寄せる。
その後 ノミンはリンダン ハンに嫁ぐジャイサン家長女 ハルジョルの侍女としリンダン ハンの屋敷へ。
スマラはドルゴンと再会するが、ドルゴンは記憶を失っており、スマラの事を覚えておらず、夢に現れ何度も自分を助けてくれた仙女がジャイサン家 次女 ブムブタイだと勘違いする。
そしてドルゴンは恩を返すため自分に想いを寄せるブムブタイの気持ちに応え、将来を誓い合う。
ドドはスマラを気に入り庶福晋に迎えようと考えていた。
心の離れたホンタイジの寵愛を取り戻すため、王妃 ジェルジェルは姪 ズムブダイをホンダイジに娶らせ、跡継ぎを産ませようと考える。
ドルゴンと恩人のブムブタイの幸せのため、スマラは身を引き、ブムブタイの身代わりとし盛京へ向かう。
ドルゴンは草原で竜胆の花を見て記憶が戻る。
自分の想い人はスマラだと思い出し、ブムブタイに結婚出来ないと告げるが、ブムブタイはスマラとの過去を知っていた。
そして侍女のスマラより私の方が相応しいとドルゴンに訴えるが、ドルゴンはスマラだけを生涯 愛すると言う。
スマラは途中 砂嵐に遭い、ドルゴンと再会する。
リンダン ハンに嫁いだハルジョルの侍女ノミンは長公主と対立していた。
ブムブタイはホルチンを守るためホンダイジに嫁ぐ事に決め、スマラも側仕えとし後宮に。
結婚を強いられ嫁いだブムブタイは初夜を拒む。ホンダイジは無理強いせず、いつの日か自ら望んで私のものになると告げる。
事の次第を知ったジェルジェルはブムブタイでなくスマラを罰する。
ハルジョルは保身のためノミンを見捨て、恨みを募らせたノミンはリンダン ハンの子を身籠ると長公主と手を組む。しかしそれは侍女の分を分からせるための長公主の罠だった。
スマラは苦役を課せられ、老人に扮したタタールの王子に出会う。
タタールの王子は民を救うため後金にしか生息しない薬草を手に入れるため後宮に潜入していた。その事を知ったスマラは逃亡を手助けし、仲間と思われ拷問を受け瀕死の状態に。
ドルゴンが瀕死のスマラを救う。
二人は改めて将来を改めて誓い合うが、二人の間には数々の試練が待ち受けていた。
後宮の女たちの嫉妬、謀り、諍い。奴隷なり生きていた兄 サモロ、ノミンの報復。復讐。国内外の争いにスマラは翻弄されるが、命の危険も顧みず一途にホンダイジに尽くし、仕えるブムブタイに忠義を尽くす。
ついにタタールを平定したホンダイジはスマラを大福晋にする許可を得る。
しかし地位を揺るぎないものにしようとするジェルジェルは大師と組みお告げを捏造。
「不吉な兆しは吉祥の始まり。天命を受けた仙女を捜しその力を解き放て」
仙女は大ハンの側に。その者の神通力を解放し王妃の位を与えれば天下統一を助け、後金を守ると言う。そして天上の鷹を放ち仙女を探す。
鷹はジェルジェルに止まるはずだったがブムブタイに向かって行く。スマラはブムブタイを守るために前に立ち鷹はスマラの広げた手に止まる。
ジェルジェルの策により、スマラは祈年宮を与えられ、ドルゴンとスマラの婚儀にはスマラの代わりに大将軍トゥムルの娘が与えられる。
スマラは全ての恩讐を断ち切るため、ホンダイジとドルゴンの争いを止め、先ハン ヌルハチがドルゴンに贈った短剣で自らを刺す。
スマラの命懸けの行動でホンダイジとドルゴンの確執は解け、ドルゴンは明軍に大勝し凱旋。
スマラはまだ昏睡から目覚めていなかった。
ブムブタイは戦に勝利し兵権が手中にある今が好機。ハンの位を簒奪し仇討ちもと唆すが、私は大ハンに忠誠を尽くすと誓ったと断る。
ジェルジェルは悪事が発覚し廃される。
失意のブムブタイの前にスマラが現れる。
西側妃様こそ天に選ばれたお方。天下の母に。心を強く持って下さい。尊いだけでなく愛情深い人になるべき。さもなくば高貴な位に上り詰めても苦しむ事にと語りかける。
ブムブタイは私は強くなる。自分の希望を他人に託せない。私は自分の力で生きると誓う。
ブムブタイ息子を産むため、ホンダイジを誘惑し始め、新たな後宮争いが幕を開ける。
スマラは三か月の昏睡後 草原で目覚める。
目の前にはドルゴンがいた。
ドルゴンはかつてスマラが自分を救うため用いた碧仙霊芙に一縷の望みを託した。
朝廷では満洲八旗制度が確立。漢軍八旗と蒙古八旗も整えば明を征服する日も近い。
ホンダイジは先ハンの決めた掟はそのまま踏襲。巫術もモンゴルやチベットの仏教も漢族の儒教も全て認め、互いに尊重せよと命じる。
降伏した明の者は最高の待遇でもてなすように。命に背いた者は厳しく罰し、女真族の子孫には騎馬や騎射の他 勉学にも励め。
朕は模範となるため毎日経典を読んでいる。後金は最強の軍事力を有し賢臣が揃っておる。後は天下統一に向けて突き進むのみと朝臣に告げる。
草原に咲き誇る竜胆のように苦難の中でも強く生き、愛する者のために自分の身を捧げなさいと母さんが言ってた。やっと分かった。それでこそこの世を生き抜き美しい景色が見られるとスマラは言う。その通り。君には感謝している。どんな時でも側にいてくれたとドルゴンは返す。
二人は草原を眺める。
この美しい土地もいつか後金の物に。
後金の者が勇しく戦うのは民に太平の世をもたらすため。これからも勇敢に戦い使命を果たしてみせるとドルゴンは言う。
スマラは微笑む。
ー完ー

