孤 高 の 花 ~General&I~
(原題 孤芳不自賞)
©️中国 湖南衛視 2017
キャスト
晋 将軍 楚北捷 (鎮北王)/鐘漢良
燕 敬安王府 侍女 白娉婷 /アンジェラベイビー燕 敬安王子 何侠/孫藝洲
白蘭 耀天皇女/甘婷婷
涼 陽鳳/麦迪娜
涼国 則尹/亓航
晋 皇帝 司馬弘/于波
晋 張貴妃/鄧莎
晋 燕十三娘/劉萌萌
晋 楚漠然/魏炳樺
燕 冬灼/胡文喆
晋 酔菊/鄒楊
【第1話】戦いの狼煙
『涼、白蘭、燕、晋。群雄 争う中原の地で燕と晋は長く戦っていた。仲夏の頃 大干ばつに遭った燕を晋の大将軍 楚北捷が10万の大軍で攻めた。燕は敬安王子 何侠が前線へ。両軍は燕南部の要塞 蒲坂城壁で対峙した。蒲坂 10万の晋軍が進攻する』
『涼、白蘭、燕、晋。群雄 争う中原の地で燕と晋は長く戦っていた。仲夏の頃 大干ばつに遭った燕を晋の大将軍 楚北捷が10万の大軍で攻めた。燕は敬安王子 何侠が前線へ。両軍は燕南部の要塞 蒲坂城壁で対峙した。蒲坂 10万の晋軍が進攻する』
蒲坂。敬安王子 何侠は敵陣を鋭い目で見つめる。
晋 楚漠然が川が干上がった。いつでも蒲坂に攻め込めるが相手が敬安王ではなく王子とは物足りぬと言うが、仮面をつけた晋の大将軍 楚北捷は「父に劣らず王子も強者」油断は禁物だと返す。
そんな中、蒲坂城壁に敬安王家の侍女 白娉婷が到着する。出迎えた何侠が「援軍は来たのか?」と尋ね、白娉婷は10万の軍がと答える。しかし援軍は来ず敬安王より「蒲坂は死守せよと」と伝言を託されていた。燕軍わずか8千、晋軍10万。どう戦えばよいのだと言う何侠に「ご安心を 私に考えがございます」と白娉婷は返す。
何侠は「1対1での戦いを」と楚北捷に挑む。白娉婷は天象を読み大雨が降ると何侠に言い、その時 楚北捷を川に引き込めば敵軍は壊滅すると何侠に話していた。琴の音が合図だと。
白娉婷は楼台で琴を弾き始める。激戦の中 楚漠然は楼台で琴を奏でる者に矢を放つが、白娉婷は微動だにせず琴を弾き続ける。雷が鳴り激しい雨が降り始める。何侠の槍で楚北捷の仮面が外れ素顔を表す。
琴の音を合図に何侠は馬に乗り「お前に蒲坂は落とせぬ」と楚北捷に言い、蒲坂城壁へ。楚漠然が攻め込めと命じ、晋軍は城壁に攻め込むが干上がった川に水が流れ込み楚北捷は「止まれ」と叫ぶが間に合わず、兵達は流れ込んできた水に飲み込まれてしまう。
白娉婷は城壁の上から崩れゆく橋を眺め、楚北捷は蒲坂城壁を見据え勝負はまだついておらぬと言い、楚漠然に10里先で宿営するよう命じる。
何侠は晋軍が退き、白娉婷の算段通りと満足気に言うが、白娉婷は皇帝がなぜ何侠を前線に出兵させたのかと疑問を呈する。そして楚北捷とは何者か尋ね、強者だと聞くと計略かもしれない。念のため皇宮に戻らないよう何侠に助言する。しかし新皇帝 慕容粛に疎まれている母 (皇女 慕容和仁)を心配し「私が戦で死ねば陛下は兵権を握り父母を制圧する」と答え、此度の勝利で陛下も私に手を出せぬであろうと話す。
晋の太極殿。皇帝 司馬弘(晋王)は蒲坂城壁の戦いの報告を受け「ただの大雨に10万の兵が8千の兵に負けた」と怒り、即刻反撃するよう勅命を下そうとするが楚北捷が単独で長子に潜入をと報告され、晋王は単独で?と呟く。
燕の皇宮。楚北捷は皇宮に潜入し燕の皇帝 慕容粛に剣を向け「陛下 お元気そうだ」と言う。
燕 徳勝門。燕王、皇后 楽彦、大臣らが何侠を出迎えるため門前に並ぶ。少し大げさすぎではと皇后は言う。晋王と結託し敬安王家を排除し皇帝の座を確たるものにしようと考えている燕王は昨夜 皇宮に潜入した楚北捷に何侠の勝利に怯えているのか。今や人心は敬安王家にある「ついたばかりの皇帝の座は安泰か?」と燕王に言う。
何侠が凱旋し民衆は何侠を讃える。燕王は何侠に見事な勝利と褒美の美酒と墨黒宝剣を授けようとするが、陛下の御前で剣を持つ事はできませぬと受け取らない何侠に構わぬと答え剣を向ける。そして取っておけと言われ何侠は礼を言い賜る。燕王は何侠を祝い酒に誘うが何侠は断りそこへ白娉婷が現れ、王子の母が病気だとその場から連れ出す。何侠たちがその場を後にすると「蒲坂の戦は謀反。敬安王の屋敷を封じ1人も逃すな。侍女の白娉婷は生かしておけ」と燕王は宮中 三千人の禁衛軍に命じる。
白娉婷は皇帝が禁衛軍を集めていると知り、何侠を迎えに来ていた。五老峰に向かう馬車の中で既に屋敷の者は逃がしたと白娉婷が報告すると何侠はあまり案ずるなと白娉婷の手を取り「吉日を選びそなたを娶ると」と話す。白娉婷は「皇女様が罪人の娘の私を引き取って下さったから今があり この身は敬安王家のもの」侍女でも側室でも構いません。有り難くお受けしますと答え、何侠は幸せに過ごさせてやると言う。
何侠たちの馬車を楚北捷は遠くから眺め、楚北捷は長き戦で燕はまさに内憂外患。敬安王が亡くなれば戦は終わり、皇位も安泰。一挙両得では?と慕容粛に話した時の事を思い出す。そして燕王の兵が襲撃するも敬安王の屋敷はもぬけの殻。皆 五老峰へ向かったと報告を受け燕王の手に余ったと敬安王家は排除せねばと加勢する事に。
走る何侠の馬車の御者と楚漠然がすり替わり馬車を皇宮へ向かわせる。一方、楚北捷は五老峰へ。馬車の異変に白娉婷が気づき何侠は楚漠然と争うが馬車はそのまま皇宮へ。そして待ち構えていた禁衛軍に囲まれ剣を持ち皇宮に来た「謀反の証し」と兵達が襲いかかる。謀られたと気づいた何侠は負傷しながらも白娉婷と共に逃げる。白娉婷は侍女の私は捕まっても殺されないと何侠の羽織を着て馬を走らせ敵を引きつけるが追っ手の矢に当たり崖下へ。
五老峰。燕の敬安王 何勝たちが到着するとそこには楚北捷が待っていた。敬安王が燕王と結託し我が一族を陥れたなと言うと、かつて逃がしてやったのはお前が不戦を誓ったからと楚北捷は返す。
かつて敬安王は楚北捷に敗れ、不戦を誓ったもののふた月で戦に出て晋の町を攻めた。楚北捷は約束を違えた敬安王家を滅ぼさねば燕晋の戦は終わらないと考えていた。楚北捷は「3年前に見逃した命をもらいに来た」他の者に関わりはないと言う。何勝は数名の配下を残し楚北捷と対峙する。
ーつづくー
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