海 上 牧 雲 記
(原題 九州・海上牧雲記)
©️中国 腾訊視頻 2017
天下九州を統べる牧雲氏の端王朝。星読みによって三つの予言が示される。
一つ、第六皇子の牧雲笙は帝王の剣を握った時 天下に乱を起こして民を苦しめる。
一つ、穆如家の三男である穆如寒江はいずれ牧雲氏から帝位を奪う。
一つ、瀚州に生まれた碩風和葉は鉄王剣を抜き、やがて九州を統一する。
果たして誰が九州の王となるのか?
キャスト
第六皇子(後の端隐帝) 牧雲笙
/黄軒 ホアン・シュアン
少年時代 鄭好
大将軍 穆如槊三男 穆如寒江
/竇驍 ショーン・ドウ
少年時代 石雲鵬
瀚州北部 碩風部族首長継承人 碩風和葉
/周一囲 ジョウ・イーウェイ
少年時代 鄭偉蘇語凝/徐璐
盼兮/文詠珊
南枯月漓/萬茜
牧雲厳霜 靖公主/張佳寧
端明帝 牧雲勤/蘆芳生
皇后 南枯明儀/蔣勤勤
銀容(牧雲笙 母)/張鈞甯
大皇子 牧雲寒/李子峰
第二皇子 牧雲陸/孫堅
第三皇子 牧雲合戈/彭冠英
第七皇子/于戦江
鄴王 牧雲欒/王千源
牧雲欒次子 牧雲徳/張曉晨
牧雲欒 妻 穆如屏/張瑤
牧雲欒配下 木原/孫正霖
南枯徳/朱輝
南枯祺(南枯月漓 父)/矢野浩二
前朝大晟朝公主 姫昀璁/闞清子
天羅堂堂主 龍錦煥/杜玉明
侍女 蘭鈺児/何杜娟
中参将 孤松拓/俞灝明
端王朝大将軍 穆如槊/曹衛宇
碩風部族首長 碩風達(和葉父)/蔣毅
龍格丹珠(和葉母)/李念
金珠海/熱依扎
龍格鯤/紀煥博
祈祷師 碩風蘇赫/陳炳強
黑森林女巫 和術紅玲/李心艾
辰月教 寂部の長老 墨禹辰/趙魏
蘇嬤嬤/張棪琰
赫蘭部族首領 赫蘭鉄轅/蔡鷺
赫蘭鉄朵/王思思
速沁部族女主君 速沁紫炎/高葉
蛟族首領 湄音/侯伊荻
千鴻/顧璇
雪狼王/霍政諺
商人 阿格布/韓樸俊河洛国国王 帆拉凱色/賈海濤
【第26話 相克】
端明帝 牧雲勤が『寧端王子 牧雲笙を太子となす』と詔を下す。
正殿出た後、大将軍 穆如槊と監国御史 孤松直は
なぜ笙殿下を太子に?星の予言が的中してしまうのか?陛下はなぜ南枯皇后を庇われる。南枯一族は不遜な一族。生き残りを側に置いて恐れを抱かぬのか?と話す。
皇后 南枯明儀は息子を訪ねよと命が下り喜ぶが、端明帝が命じた息子とは牧雲笙だった。
そして明日 立太子の聖旨に伴い銀容様に随行をお望みだと呉太監は言う。あの者が太子に?今の私は銀容。私と陛下の息子は牧雲笙と皇后は愕然とし嘆く。端明帝は皇后の部屋の前にいた。来訪を告げさせず皇后の嘆く声を聞き、帰って行く。
第六皇子 牧雲笙は霊珠の中の世界にいた。
盼兮は捕らえられ、もう一人の自分から私が帝王になってこそ九州の未来は開ける。お前はここで死に世に目覚めるのは私。私こそがお前の本当の意思と言われる。
牧雲笙は自分が魅として目覚めた時、龍驃将軍 虞心忌に刺された時の事を思い出す。そしてある物を取ってくると言い、目覚める。
牧雲笙は虞将軍に異変が起きたらこの前のように刺と命じ、盼兮を助けるためにもう一人の自分を消すため小刀で自分の胸を刺す。もう一人の自分が倒れると盼兮は黒い鳥から解放される。
牧雲笙は霊珠を握りしめ倒れていた。
牧雲笙は気がつくと心の闇を見ただろうと盼兮に言う。盼兮は構わない。他のものも見えたからと牧雲笙に寄り添う。
私はあなたの心にいた。心にいさせて。もう独りにしない。人の海に漂う孤独はもう味合わせない。これこそが共に生きるという事。永遠に一緒と盼兮は言う。牧雲笙もこれからは永遠に一緒にいようと返す。
中州 未平斎の竹林の庵。牧雲笙の側には盼兮がいた。盼兮は牧雲笙に抱きつく。
皇宮から皇后と使者が来て、牧雲笙を太子にと詔が告げられる。
蛮古山麓。牧雲厳霜は瀚州北部 碩風部族首長継承人 碩風和葉を雪狼王が水場へ通う道に鎖で繋ぐ。
牧雲厳霜は碩風和葉に巨人の骨から作ったという父親の遺品 夸父斧を返す。そして碩風和葉の腕を刺し、血で雪銀王を誘き出すと言う。
碩風和葉は牧雲厳霜の指を掴み傷口へ。牧雲厳霜の血がついた指で自分の額に塗る。俺が戦う時は碩風の先祖達が共にあると碩風和葉は言う。
碩風和葉を残し、牧雲鉄甲は離れた場所で雪狼王が現れるのを待つ。
猛吹雪の中、雪狼王が現れる。碩風和葉は戦う。夸父斧が光を放ち、雪狼王は反応しおとなしくなる。牧雲厳霜は銀羽矢を放ち、雪狼王を射抜く。碩風和葉は大丈夫かと雪狼王に声をかけ、銀羽矢を抜き、雪銀王を助ける。銀雪王は振り返り、遠吠えし去る。
牧雲厳霜は碩風和葉に掴み掛かる。
なぜ逃したの?と牧雲厳霜に問い詰められると碩風和葉は瀚州人が忘れていた過去を奴は見せてくれた。俺は真の鉄沁を見た。かつてはあんな英雄がいた。尊い記憶。失われたら俺が許さないと言う。
牧雲厳霜はそれでお前はどう死ぬ?お前が雪銀王から抜いた最後の銀羽矢。これをお前に突き立ててやりたい言う。しかし牧雲厳霜は縄を解いてと命じ、碩風和葉に逃げなさい。千まで数えたらこの矢を放つ。この矢が必ずお前を射抜く。心に私がいると言っていたわよね。その心が的よと言うと数を数え始める。
碩風和葉は駆け出す。
牧雲厳霜は構えるが矢を放たず立ち去る。
碩風和葉は頂きで盤韃と叫ぶ。
ーつづくー
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