千年のシンデレラ〜Love in the Moonlight〜
(原題 結愛,千歲大人的初恋)
©️中国 腾讯视频 2018
中国の伝説をベースに運命の恋を書いた小説「结爱・异客逢欢」が原作のファンタジーラブコメ。
キャスト
関皮皮 グァン・ピピ
/宋茜 f (x)ビクトリア
賀蘭觽 ホーラン・シー
/ 黃景瑜 ホアン・ジンユー
陶家麟 タオ・ジアリン
/ 徐開騁 シュー・カイチェン
趙寬永 チャオ・クァンヨン/ 李嘉銘
修鷳 リウ・ジェン/李燊
辛小菊 シン・ジャオジュー/ 劉泳希
趙松 チャオソン/江奇霖
千花 チャンホア/ 張柏嘉
田欣 ティエン・シン/許芳銥
蘇媚 スー・メイ/楊凱迪
博忠 ポージョン/王鑫
【第1話】
900年前
生まれた日時だけで金持ちの名家から慧顔(フイイェン)の両親は縁談を申し込まれる。多額の結納金を払い、嫁いだら二度と合わない約束で両親は不審に思うが慧顔を嫁がせる。
嫁入りの日はあいにくの雨。輿入れの籠を見た者達は狐の嫁入りと囁く。
そして新婚の部屋で紅蓋頭を被った慧顔は名を呼ばれて紅蓋頭を自分で取ってしまう。現れたのは仮面をつけた若様。結婚は互いに心を通わせてからと父に言われたと若様は言う。
仮面を外したは若様は綺麗な顔をしていたが、目が見えない。父上から目は治ると聞いている。でも見えても夜だけだと話し、林檎を食べさせる。
時は流れー
大人になった若様は君のお陰で夜には目が見えるようになったと慧顔に話す。
若様は必ず見つけ出すから待っててくれと言う。
現代ー
グァン・ピピはまた同じ夢を見て目覚める。
ホーラン・シーは身元をはじめ準備を整えた。職業は骨董コレクター。住まいも手配済みと報告される。
〜遠い昔。はるか宇宙の彼方に地球とよく似た惑星があった。そこで暮らす宇宙人達は悠久の時を経て進化を遂げ、高度な文明を築きあげた。
ある時 科学者がその惑星の滅亡を予期したため皆 宇宙の惑星へ移住する事に。その一部が地球へやって来た。彼らは自らを狐族と称した。
古代の地球人は狐族を見て腰を抜かした。古典「拾遣記」には船形で飛行する物体の記載がある。冠をつけた乗員は白い毛で覆われ羽もないのに飛んだと。これが人類と孤族の出会いだった。
地球に適合するべく進化を遂げた狐族は人類と同じ外見を装い、社会に溶け込んで行く。やがて人間と狐族は絶え間なく争うようになる。
唐代 校正官 戴孚は孤族と人類の愛に感銘を受け物語を記す。戴孚の死後 息子は遺稿を整理し「広異記」という書を世に送り出した。
広異記は人気を博し、更に講談師が脚色を加え語り継がれていく。その結果、人類は狐族への恐怖心を抱く事となった。以来 狐族は正体を隠しひっそりと暮らしていた〜
ホーラン・シーは慧顔は狐妖の花を持つ者だと言われるが、慧顔の現世 グァン・ピピの資料に目を通す。
職業大学に進学し、現在は雑誌社で研修期間中。楽天的な性格で慧顔とは異なる。
両親は理髪店を営み、収入は中の下。
高校時代の親友ティエン・シン。しっかり者。
シン・ジャオジューはピピの職業大学の同級生でカフェに勤務し、ピピとの関係ば良好。
タオ・ジアリンは同じ年の幼馴染み。恋愛関係にある。
ホーラン・シーは彼が誰であろうと慧顔の世界から消えると言う。
そして媚珠はとあるコレクターの手にあり、来週のオークションで非売品として展示されるとクァンヨンに報告される。ホーラン・シーはシウにピピの行動を調べて逐次報告を。明日会うと言う。
ホーラン・シーはピピとジアリンの高校時代の写真を見る。
ピピは友人 シンと彼氏 ジアリンの通う大学へ。ピピは歩きながら夢の話をシンにする。ジアリンが来るが、彼はスタンフォード大へ留学するため推薦状をもらう件で悩んでいた。同じ大学に通うシンとジアリンの会話に入って行けず、ピピは雑誌社の仕事が残っているといいデートを中断して帰る。
そして会社へ行った後、友人ジャオジューが働くカフェへ行きジアリンと格差がありすぎると愚痴をこぼす。ジャオジューは本当に捨てられる。格差を縮めないとと話す。
盲人姿のホーラン・シーはピピに近づく。この千年同じ手口 飽きたとクァンヨンとシウは笑う。
しかしピピの反応は想定外でホーラン・シーは戸惑う。
ピピはホーラン・シーに頼まれ、駅まで送る。その時、ピピはスリに遭うがホーラン・シー達がスリを追いかけ、カーチェイスを繰り広げ財布を取り返してくれる。
シンは気難しいリャオ教授からジアリンの推薦状を貰って来る。そして留学に不安を感じるジアリンにピピが一緒なら大丈夫。支えになるとシンは言うが、ジアリンは俺の支えに?と鼻で笑う。
夜。ホーラン・シーは
私の名は賀蘭觽(ホーラン・シー)。字は静霆(ジンティエン)。天狐星から来た。900歳を過ぎた狐。この900年 狐族の右祭司としてNo.2の座に。何度目かの地球だが故郷の星とは大違い。
千年の呪い…そして悲しい過去により私は家族と決別し、汚名を背負った。たが私は微塵も後悔していない彼女のためならこの命さえ投げ出しても構わない。
死こそが私を全てから解き放つのが知れないと考える。
ーつづくー