ノクドゥ伝
(原題 朝鮮ロコーノクドゥ伝)
©️KBS 2019
韓国の同名のWEB漫画が原作のドラマ。
韓国ドラマあるあるストーリーに訳あり男装女子でなく、女装男子が主人公のロマンティックラブコメディ時代劇。
舞台となるのは朝鮮王朝第15代 光海君の時代。
父と兄と三人で離島で暮らすチョン・ノクドゥ。
ある日 家が刺客団に襲撃され、ノクドゥは刺客を追って本土へ。光海君の命を狙う男装したトン・ドンジュに出会う。
その後 ノクドゥは刺客を追って辿り着いた先は男子禁制の寡婦村。ノクドゥは未亡人のふりをし寡婦村で刺客の統領を捜し始める。
キャスト
チョン・ノクドゥ/キム・ノクスン/ヨン・ス/
イ・ジルチャン・ドンユン
トン・ドンジュ/リュ・ウンソ
キム・ソヒョン
チャ・ユルム/綾陽君 朝鮮王朝第16代王
カン・テオ(5urprise)
朝鮮王朝第15代王 光海君/チョン・ジュノ
弘文館大提學 ホ・ユン/キム・テウ
ノクドゥ父 チョン・ユンジョ/イ・スンジュン
ノクドゥ兄 チョン・ファンテ /ソン・ゴニ
ノクドゥ師匠(ファン将軍)/イ・ムンシク
ファン将軍娘 エンドゥ/パク・ダヨン
蓮花坊 チョン行首/ユン・ユソン
蓮花坊 妓生 メファス/イ・ジュビ
蓮花坊 無月団 スク/チョ・スヒャン
蓮花坊 無月団 ジョンスク/ヤン・ソミン
蓮花坊 無月団 ヨンブン/ ハン・ガリム
蓮花坊 無月団 ドゥルレ/ソン・チェユン
寡婦村 貞節副奉事 ヨン・グン/コ・ゴンハ
寡婦村 烈女団 スンニョ/ユン・サボン
寡婦村 烈女団 ボクニョ/ ファン・ミヨン寡婦村 烈女団 マルニヨ/ユン・グムソナ
綾陽君護衛 パク・ダノ/ファン・イニョプ
王妃 柳氏/パク・ミンジョン
仁穆王后 金氏/オ・ハヌィ
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あらすじ
離島で暮らしていたチョン・ノクドゥ(チャン・ドンユン)は朝鮮王朝第15代王 光海君の死んだとされていた嫡男だった。
領議政 ユ・ヨンギョンは先王から秘密の教旨を預り機を伺い隠し持っていたため、逆謀罪に問われ、一族は皆殺しに。孫のリュ・ウンソ(キム・ソヒョン)は唯一生き残り、蓮花坊 チョン行首に助けられ、トン・ドンジュと名乗り、仇討ちを心の支えに生きていた。
人当たりも良く、物腰が柔らかく、放蕩者を演じているチャ・ユルム(カン・テオ)は疑ぐり深い伯父 光海君の性格を利用し、王位簒奪を企む。
彼は後の朝鮮王朝第16代王 綾陽君だった。
王の嫡男のノクドゥ。一族の仇討ちのため光海君暗殺の機を待つドンジュは互いの素性を知らぬまま惹かれ合っていく。
そして綾陽君もドンジュに想いを寄せていた。
ノクドゥは寡婦村 元貞節副奉事 ヨン・グンの協力でファン将軍、ファン将軍の娘 エンドゥと漢陽で暮らし始める。
そしてノクドゥはヨン・スと名乗り、武官の試験を受け、武科甲科主席で合格。
その後 王宮で光海君と会い、侍従官だと思っていた光海君が王だと知りノクドゥは驚く。
ドンジュは王の不眠を治した功績で王妃の口利きで王妃の尚宮の房子になり、王宮へ。
弘文館大提學 ホ・ユンは光海君に綾陽君は王位を狙い残忍の限りを尽くしている。信じてはなりませぬと忠言するが、綾陽君は一枚上手だった。
唯一 朝廷で王の味方となるホ・ユンを排除するため綾陽君は策を弄し、光海君はユンジョと子は死んだと言った20年前から先王の教旨を隠し持ち自分を廃する機会を伺っていた。そして義弟 永昌大君を王に立てようと企だてていると疑う。
そして綾陽君は無月団を騙し偽証させ、激怒した光海君は苦労を共にしてきた忠臣 ホ・ユンを殺してしまう。
11月19日に産まれる世孫が王になると巫女からお告げを受け、光海君は息子を殺めた。
死ぬ間際まで王位を譲ろうとしなかった先王。罵声を浴びせる民。側室の子ゆえの苦悩。死ぬまでに王位に就かなければという王位への執着。王となり、王として死ぬ。例え我が子を殺してもと光海君は思っていた。
ノクドゥは光海君の側に仕え、光海君の苦悩を知る。
副堤学は王は幼き弟の命を奪い、母親(大妃)を幽閉した罪人。大義名分は十分だと言う。
綾陽君はさらに悪辣な証拠を掴んでいると話す。
無月団はホ・ユンの従者から話しを聞き、綾陽君に騙されていたと知り、報復の機を待つ。
ノクドゥとドンジュは街で烈女団 スンニョたちと再会する。ノクドゥ達の住む家に皆も暮らすようになり、騒がしくなる。
ノクドゥの養父 チョン・ユンジョは密かに王妃に会い、王のご子息は生きていると告げ、王様からご子息をお守り下さいと頼む。
王妃は全てを懸けて守り抜くゆえ、どこにいるか教えて下さいと涙ながらに聞く。
そこへ光海君が現れる。
無月団はホ・ユンの従者と共に綾陽君に報復しようとし、ノクドゥは綾陽君の金庫から功臣録を盗み謀反を暴こうとするが、光海君の本音を知り功臣録を渡すのを止める。
ノクドゥが王の子だと綾陽君から聞かされたドンジュは戸惑う。
綾陽君は牢へ行き引き返し、功臣録を光海君に渡さなかったノクドゥに声をかける。
ノクドゥは兄や無月団に手を出さぬよう言う。
綾陽君はなぜ楽な道を選ばぬ。私と手を組もう。さすれば私の企だてが露呈せず、お前は身近な者を守れる。お前を捨てた父親に残酷に報復出来ると言う。
ノクドゥは返事をしない。
綾陽君は二日猶予をやると言う。
ノクドゥは王の護衛 兼司僕に任じられる。
光海君は末長く予に忠誠を誓い守り切れるか?と問う。ノクドゥは引き受け、頭を下げる。その目には涙が。
ノクドゥはドンジュに会いに行く。
ノクドゥの兄 チョン・ファンテは綾陽君の口車に乗せられ、家門を再興させるため綾陽君に従っていた。ノクドゥは義父が王宮の牢にと伝え、20年前に起こした事を明かし、義父を救うと話す。
しかしファンテは反発する。
20年の王の所業という檄文が街に貼られる。
民だけでなく官僚達もその話題で持ちきりに。
ノクドゥはなぜ俺を生かしてこんな苦労?義母や兄にも。20年前殺すべきだったと言う。
ユンジョは人として当然の事をしたと返す。
その結果がこんな残酷でと?とノクドゥは聞く。
あの日に戻って同じ事をするとユンジョは返す。
ノクドゥは俺のせいですいません。必ず助けると言い、牢を立ち去る。
ノクドゥはドンジュに会いに行く。
ドンジュは約束していた海に行こうとノクドゥを誘うが近くの干潟に弁当を持って遊びに行く。
二人は楽しい時を過ごす。
ノクドゥは自分が何者か知りたくて寡婦村に行ったと話す。そして全て知った。父さんを助けたいと話す。ノクドゥの言った父さんはユンジョの事だったが、事情を知らないドンジュは父さんが光海君だと思う。
二人は楽しい時を過ごす。
ノクドゥは自分が何者か知りたくて寡婦村に行ったと話す。そして全て知った。父さんを助けたいと話す。ノクドゥの言った父さんはユンジョの事だったが、事情を知らないドンジュは父さんが光海君だと思う。
明国と後金の乱が激しくなり、明国の要請に応じて援軍を送るべきと朝議で進言される。
光海君は倭乱の傷も癒えぬ。明国の要請に派応えないと返す。
再造の恩をお忘れですか?と重臣は問う。
かの戦に身を投じたのは予。そなたたちは皆逃げ出したと光海君は返す。
王様は事あるごとに道理に背くゆえ、都にあのような流言がとつい重臣は言ってしまう。
キム尚宮の使いで街の薬材店を訪れていたドンジュは屋敷に仕えていた使用人の老夫婦に会う。
老夫婦は荒地へ案内する。
そこは老夫婦が密かにトンジュの家族を埋葬していた場所だった。
トンジュは老夫婦に感謝する。
老夫婦はトンジュに王様に亡骸を見たかと確認された事を話し、生きている事が知れたら大事に。危ない事はせず逃げて下さいと言う。
しかしトンジュは後戻りできないと返す。光海君は暴言を口にした大臣を殺す。
興奮している光海君をノクドゥが正殿から連れ出し、副堤学たちはこのような事を見過ごしてならぬと言う。
王宮に戻って来たドンジュは大臣の父を殺された息子がなぜこの様な仕打ちを?と光海君に直訴している姿を目にする。ノクドゥは光海君を支え、行ってしまう。
光海君は牢へ行き、そなたのせい。あの子を生かしたためとユンジョに怒鳴る。ユンジョは私が違う選択をしても王様が罪を犯したいう事実は変わらないと返す。
光海君はユンジョに焼鏝を当てる。
ノクドゥは光海君を止め、さらに悪い噂が広まると諫め、牢から連れ出す。
その後 ノクドゥはユンジョの傷を見て、己がした事を後悔させてやる。報復し玉座から引き摺り下ろすと言う。お前の父親とユンジョは返す。だからこそ許せない。父親だからとノクドゥは言う。
光海君は明後日 展拝を口実に王宮の外の空気を吸いたいと外出する旨をノクドゥに伝える。
綾陽君が子息探しの報告に来る。
光海君は放蕩者の綾陽君だけでは無理だと判断し、ノクドゥに捜索を手伝わせる事に。
必ず捕えよ。取り逃すくらいなら殺せと命じる。
なぜですか?なぜ我が子を捕らえるのか知って起きたいとノクドゥは聞く。
光海君は王になる運命の子。
綾陽君は慧眼を持つ占い師が予言をした後 殺された。愚問だった。高尚な理由があると?と言う。
俺に殺させてくれとノクドゥは言い、綾陽君と手を組む事に。
その子がいる限り予は王として死ぬ事が出来ぬそう。苦労して手に入れた王座と答える。
それが全てですか?とノクドゥは聞く。
光海君は予にとって十二分すぎる理由と返す。
綾陽君は慧眼を持つ占い師が予言をした後 殺された。愚問だった。高尚な理由があると?と言う。
俺に殺させてくれとノクドゥは言い、綾陽君と手を組む事に。
その夜 ノクドゥは酒を飲み、ドンジュの元へ。
俺が何をしても。どんな悪い奴でも。お前に側にいて欲しいと言い、口づけする。
トンジュは悪いのは私。終わりにしようと言う。そして何が起きようと私が何をしてもあなたは悪くない。ごめんと泣きながら立ち去る。
ノクドゥはドンジュを追いかけ、お前まで失いたくないと抱きしめ、去らないでくれと言う。
ドンジュは私の側にいると傷つく。あなたを傷つけたくない。だから去ってと走り去ってしまう。
翌日 王妃が寺へ行ったため、ドンジュは王宮にいなかった。
ドンジュは老夫婦に銭を渡し、遠くへ行くよう言う。老夫婦はドンジュを案じるが、ドンジュは私の使命と返し老夫婦の思いを受け入れない。
綾陽君の謀反に追従する重臣たちは策を練るが綾陽君は計画を変更したと言う。
そこへノクドゥが来る。
綾陽君はノクドゥを王の嫡子。捨てられた王の子と紹介し、我々と志を共にと告げ、展拝へ向かう光海君を捕らえる策を話す。
ノクドゥも功臣録に名を連ね、拇印を押す。
ーつづくー
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