揀択〜女人たちの戦争〜
（간택 - 여인들의 전쟁）
©️TV朝鮮 2019
揀択とは朝鮮時代 王や世子らの配偶者を選ぶ嫁選びの行事。
嘉礼都監が設置され禁婚礼が出される。
結婚適齢期、未婚の両班の女性は必ず候補者として処女単子を出さねばならなかった。
また揀択とは嫁選びだけでなく政治を行う事。
娘たちの争いの裏では大人たちの政治の駆け引き、思惑が渦巻く。
若き王は外戚と奸臣たちからの圧力に対抗しながら、自ら志す政を目指し、政争に巻き込まれた初恋の女人への一途な愛を貫き守り抜こうとする。
初恋、予言、生き別れ、復讐、謀反。
生き返り予知夢を見るようになった王はその能力を生かし愛する者の窮地を救う。
キャスト
王 イ・ギョン／キム・ミンギュ
©️TV朝鮮 2019
チン・セヨン
©️TV朝鮮 2019
大君 イ・ジェファ／ト・サンウ
©️TV朝鮮 2019
領議政の姪 キム・ソンイ／ユヨン
左議政の娘 チョ・ヨンジ／イ・ヨルム
芙蓉客主の主 ワル／イ・シオン
大王大妃 ミン氏／チョン・エリ
大妃キム氏／チョ・ウンスク
領議政 キム・マンチャン／ソン・ビョンホ
左議政 チョ・フンギョン／イ・ジェヨン
大司憲 ペク・チャヨン／オム・ヒョソプ
京畿監司 ホン・ギホ／イ・チャニョン
弘文館 副提学 カン・イス／イ・ギヨン
ファン内官／アン・セハ
ファン内官／アン・セハ
護衛武官 ハン・モ ／キム・ボムジン
大王大妃付 チョン尚宮／ソ・ギョンファ
大妃付きの女官／ハン・ダミ
尚宮／オ・ジヨン
女官／キム・ヨンア
先王／ソン・ジェヒ
大提学／ユン・ギウォン
兵曹判書／クォン・ヒョンジュン
判義禁府事 ミン・ヨンワン／イ・ジュソク
礼曹判書／ヤン・ジェウォン
右議政の娘 パク・チョンヒ／ソン・ジウ
両班令嬢 パン・イェシル／チョ・ミニョ
両班令嬢 ハ・ダニョン／キム・ジュヨン
両班令嬢 ハ・ダニョン／キム・ジュヨン
星宿庁 都巫女 ／ホン・ソンスク
左議政配下 ケピョン／コ・ユン
ホン・ヨン小間使い ヨウル／チュ・スビン
ヨンジ小間使い ピョリ ／チェ・ナム
カン・イス夫人 ハン氏／イ・カニ
ホン・ヨン／チャン・ソンユン
妓生 チョヒャン／ハ・ウンジン
義禁府都事 ソン・キチル／キム・ソンボム
義禁府羅将 キム・ヨンホ／イ・ジュジン
捕盗庁の役人／キム・ビョンチョル
御医／ソ・グァンジェ
銃使い ヨングン／チョン・ジョンウ
銃使い ヨングン／チョン・ジョンウ
広告
あらすじ
初恋の女人 弘文館の副提学 カン・イスの娘 カン・ウンギ（チン・セヨン）を王妃として迎える事になった若き王 イ・ギョン（キム・ミンギュ）は喜びに満ち溢れていた。
しかし親迎の行列が銃撃され王妃は死に自身も銃弾に倒れる。
崩御した王が蘇り王宮は大騒ぎに。
大司憲 ペク・チャョンは王妃と同じ顔のウンボを見かけ星宿庁へ。
都巫女は幼き頃 海に落ち船頭に助けられ、記憶を失ったあの子を私が引き取ったと話す。
新王として都入りしたサンイ大君の孫 イ・ジェファの奉迎の行列が王宮前に到着するが、大王大妃 ミン氏は儀仗旗を下ろし、奉迎の品を片付け、民に新王の存在を知られてはならないと命じる。
王が蘇生し回復するまで大王大妃が政務補佐をし、イ・ジェファは大君に封じられ宮中の外に起居と朝議で告げられが、領議政 キム・マンチャンらは納得していなかった。
左議政 チョ・フンギョンはキム家の不満を収めるため王妃の一家に不浄の罪を問うよう大王大妃に助言する。
ウンボはペク・チャヨンに明日 父親に会わせてやると言われるが、翌日ウンボは父が連行されていく姿を目にする事に。
婚礼が不浄なものとされ、王妃 カン・ウンギの遺体は屍口門から運び出され、捨てられる。
ウンボは双子の姉 ウンギの遺体を抱きしめる。
ウンボの記憶が戻る。
ウンギとウンボはあるお告げのため、世間の人に双子だとバレないように暮らしていた。
〜子供時代〜
世子は母親の大事にしているノリゲを落とし探していた。それをワルが拾う。
世子はノリゲを持っているワルを見つける。
ワルは拾った物だと言う。
ワルは近くにいたウンボを連れて逃げる。世子は二人を追いかける。
ワルは父親が死にそうで薬代がないと泣く。
ウンボは銭を渡し、貧しくとも生きる道はある。罪を犯した自分と若様に謝るよう言う。
世子は我が国 朝鮮は法を重んじる国。泥棒は罪とお祖母様にそう教わったと言う。
その後 世子はウンボの習字に付き合う。近くでは若い儒者たちが開化について論じていた。
チョ・フンギョン（左議政）が官兵を率い、不穏分子の取締りに現れ、世子は逃げるが身分を示す令牌を落とし、チョ・フンギョンが拾う。
逃げた男児を捕まえなくては。世子を陥れる事が出来るとチョ・フンギョンは言う。
世子とウンボは逃げ、織物店に隠れる。
世子は困った時はいつでもそなたを助けよう。日月星辰に誓ってと指切りする。
世子は怪我をし、ウンボは薬店に行くと言う。
銭がなく、世子からノリゲを渡される。
情報を扱う仕事なら家族を探せると思ってウンボは芙蓉客主に。記憶を取り戻したウンボは姉を殺した犯人を探し始める。
投獄された銃使いの遺体が発見され、さらに中学川で三人の水標橋の物乞いの遺体が上がる。
銃砲商 王さんも殺される。
犯人を調べる中 ウンボは偶然 イ・ジェファに助けられ知り合いになる。
王は蘇生してから予知夢を見るように。
そして王もまた銃撃犯を追っていたが、義察府でさえ疑わしいと市井にある客に依頼された情報を提供する雲従街で最も優れた情報力を持つ芙蓉客主に依頼する事にし、自ら出向く。
芙蓉客主で王からの依頼を受けたのはウンボだった。３日後また来ると王は立ち去る。
あの声はと王はふと立ち止まる。
ウンボは依頼人が王だと確認し、王の前に扇子で顔を隠し姿を現す。南山にある古いお堂で３日後 亥の刻に。ここは危険とウンボは言う。
カン・イスを排除するため、領議政らが動く。
教化書が問題になりカン・イスは反逆者として斬首刑に処される事に。
王はカン・イスを脱獄させようとするが捕らえられ、王は苦境に立たされる。
カン・イスはウンボをペク・チャヨンに託し、王を助けるため処罰を受け入れる。
『カン・イスは処女単子を偽り王室を辱め、脱獄まで犯した』罪で絞首刑に処される。
カン・イスが王の犠牲となるのは二度目だった。
〜10年前〜
不穏な思想を扇動したカン・イスを罷免しろという百人疏に王は署名した。
不穏な集まりに出席したとし、左議政は世子に令牌を返し、廃位を論ずる上疏が山と届く、王と王妃が苦境に立たされると脅し、手決させた。
カン・イスは罷免され、済州に行く事に。
船着場でキム家は昔から名家。王妃の外戚。若い儒者から支持され、チョ・フンギョン（左議政）
に妬まれた。私なら白紙に戻せるとキム・マンチャン（領議政）は自分に与するようカン・イスに言うが、縁のない話しとカン・イスは断る。
ウンボはキム・マンチャンに生意気な発言をし仕置される事に。
ウンギが捕まり、ウンボは荷物箱に隠れる。
荷物箱が海に落ち、流され、ウンボは家族と生き別れに。
再び揀択が行われる事になり、捧單令と禁婚令が出される。
竜の根拠地。“ 竜様 ”の正体はイ・ジェファ。
イ・ジェファは揀択を利用し王の殺害を目論む。
『乙未の年に誕生した双子が世を変える』そのお告げで両班たちに鉄槌が下った。
当時カン・イスは娘を隠した。
ペク・チャヨンは王妃の双子の妹 ウンボを生き返った王妃とし、真犯人を捕まえる口実で大王王妃の協力を得てウンボを王妃に据えようと画策。
ウンボは家族を奪った者たちに復讐するため、
官婢になった母親のため、彼らに対抗できる地位に就くため京畿監司 ホン・ギホの娘 ホン・ヨンとして揀択に参加する決意をする。
ーつづくー
