鳳凰伝〜永遠の約束~
(原題 鳳弈)
©️中国 騰訊視頻 2019
時は天啓9年。
梁の第五代皇帝 龐通は進言を勧め女官を登用。心優しき人物だった。これは民間から入内した女人の数奇な物語である。
天真爛漫な雑技団の花形 葉凝芝の前にある日 皇后謀士 魏広が現れる。葉凝芝は魏広に一目惚れ。魏広は皇太后の誕生日の宴で芸を披露するよう葉凝芝に依頼する。
大きな仕事が舞い込み葉凝芝は大喜びするが、皇后と対立する長公主に利用され窮地に陥る。
魏広の協力で葉凝芝は難を逃れ、皇太后の宴を成功させる。
その後 葉凝芝は正義感ゆえ高官に目をつけられ追われる身になるが、梨花學堂 長使の協力を得て宮中へ。
宮中で再会を果たした葉凝芝と魏広。
二人は陰謀渦巻く宮中で困難を共に乗り越え愛を育む。そして凱旋したら妻として迎えると魏広は葉凝芝に約束し戦場へ…
一介の民から後宮の不正を調べる光磊女侍郎に任じられ権力に立ち向かうヒロインと父親の濡れ衣を晴らし遺志を果たすため苦難に立ち向かいながらも彼女を一途に愛し支える将軍の切ない愛を描いた宮廷ラブロマンス史劇[全41話]
キャスト
葉凝芝/何泓姗
©️中国 騰訊視頻 2019
皇后謀士 魏広/徐正溪
©️中国 騰訊視頻 2019
皇后 鄭淑君/曹曦文
中常待 朗坤/火樣紅/黎耀祥
皇帝 龐通/崔鵬
長公主 龐貞/劉敏
広定王 龐宇/汪汐潮
皇太后/劉晨霞
傅貴妃/王瑞子
元国師 厳寬/白海濤
厳寬弟 厳正/南伏龍
鳳祥鳴雑技団団長 葉凝芝の母 羅英/何佳怡
朗坤配下 楊彪/趙振廷
梨花學堂 花長使/邵思涵
梨花學堂 容少使/李予溪
梨花學堂宮女 班鈴児/羅秋韵
梨花學堂宮女 紫玲/張佳琳
梨花學堂宮女 阿嬌/羅四維
梨花學堂宮女 阿俏/陳昊明
北應王/李九霖
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©️中国 騰訊視頻 2019
【第15話 背信の妃
梨花學堂宮女 班鈴児を助けるため皇帝の甥 北応王を誤って死なせてしまった光磊女侍郎 葉凝芝。葉凝芝に恋慕していた皇帝 龐通は死罪から逃れる唯一の手段は妃になる事だと言う。
御恩返しで侍女にして欲しいと班鈴児は葉凝芝に頼むが、命が惜しいなら何も知ろうとせず何事も知らないふりを。この先どうなるか分からない。梨花學堂の方が安全と葉凝芝は言う。
葉凝芝は凝妃となり、挽香殿を与えられる。
三跪九叩頭の礼で皇后 鄭淑君に拝礼する。
皇后は信じられず、お前の心が知りたいと言う。
葉凝芝は真実を明かせない。
魏広は騙されたまま独り辺境で血にまみれて戦っている。心変わりした女のためにと皇后は言う。
永都郡 金豊鎮。中常待 朗坤は一介の民に扮して毎年 煉瓦を買う。
店主には毎年一人ずつ側女を迎えていると言う。
そして煉瓦を背負い山中へ。
岩陰に隠れた入口を入って行くと山道が。
山頂に向け煉瓦を敷き、石畳を造っていく。
山頂の小屋の中の装飾は永徳宮の寝殿と全く同じだった
広宣宮。前線から知らせが入る。
魏広は二月もせず勝利すると皇帝は葉凝芝に告げる。葉凝芝は五月はかかると思っていた。
そして葉凝芝は傷痕の化粧の練習をする。
二月後 凱旋した魏殿は皇宮の外で傷の療養。一方私は花の命を散らした事に。魏広が凱旋したら妃の地位から解放してもらおうと考えていた。
葉凝芝は『凱旋したあなたと皇宮を離れたら陛下が可哀想。私達が去れば陛下には信頼できる人がいない』と征東大元帥 魏広に文を送る。
しかし魏広の元には『事の顛末は述べた通り。陛下は何としても凝芝を手に入れる』と皇后から文も届いていた。
皇帝は長公主 皇姉 龐貞が前線に行き、魏広を訪ねたと報告され、籠絡するつもりと警戒する。
皇太后に広定王 龐宇の帰都を承諾し、広定王は数日中に戻る。百官の半数以上が上奏で訴え皇帝に選択の余地はなかった。
二人は対抗派閥を育てどれだけの勢力かも分からない。
広定王は高慢な上 色好み。用心しなさいと葉凝芝は梨花學堂宮女達に言うが、親王は宮女を選べるしきたり。侍女を10人出せと広定王は命じ、名を呼ぶ者は明日 華祥宮へ移るよう花長使は言う。
紫鈴、玉雲、馮琴、静文、鈴児。
名を呼ばれた班鈴児は駆け出し、城壁の上に。
私の運が悪かった。広定王は残忍、華祥宮に行けば生きて戻れないと班鈴児は泣く。
華祥宮。葉凝芝は広定王が選んだ宮女達は私が選んだ侍女と言う。そして葉凝芝は宮女を賭け、広定王と飲みで対決する事に。
広宣宮。皇帝は二件前 母上の祝いで雑技を演じた時 そなたは演じながら朕に笑いかけた。その時 見染めたと葉凝芝に明かす。
聡明で善良。人に頼らぬ。宮中の女とは大違い。たが当時は皇姉と皇后の抗争で心のゆとりがなかった。後から人を派遣し訪ね歩いたが見つからず一年後 そなたは皇后の侍女に。これは天意だと。朕が心からそなたをと告白する。
葉凝芝は戸惑い、私の心には別の殿方がと言う。今は嫌っていてもいつか受け入れてくれよう。政局が不穏な今 そなたを手放せぬと皇帝は言う。
ーつづくー

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